講演会情報 アーカイブ2007年11月11日20071111名草小学校教育講演2007年11月29日20071129和歌山市保健所健康教室2007年11月29日 和歌山市保健所 健康教室 で「お口から広がる健康 --歯垢を取ってプラス思考 --」 と題してお話をさせていただきました。予定数を超す市民の参加があり、皆さん熱心に聞いてくれました。 保健所歯科衛生士による歯ブラシ指導もあり、おみやげに 歯ブラシ、歯間ブラシ、フロッスシルク(糸ようじ) や歯磨きペーストを皆さんもらいました。「とても為になった」というアンケートに記入いただけた方が多く、保健師も 「アンケートがこんなに帰ってきて、記入欄にこれだけ書いてくれることは少ない」と熱心な皆さんの反応に驚いていました。 写真は会場の風景です。
2007年12月02日20071202本田歯科提携クリニック総会2007年12月02日 大阪で「本田歯科提携クリニック・総会」が開催されました。この会は、たぶん日本で一番 (世界でも相当最先端の)口臭治療法です。私も提携クリニックとして参加しました。口臭治療の最先端 を学んできました。 写真は会場風景です。
本田先生、当日の特別講演演者とともに
2008年03月06日講演会
3月6日(木曜日)ビッグ愛において、和歌山市立小、中学校養護教員研究会主催の講演会において「歯と全身の関係について」
と題してお話してきました。約70名の先生方が熱心に聞いてくださいました。 2008年05月29日20080529和歌山放送2008年5月29日(木曜日) 6月2日(月曜日)放送の「むつろうの午後はなるほどっ!」の録音をしました。 歯の衛生週間を控えて、「口腔衛生」という結構内容のある話ですが、小林睦朗さんはご存じのとおり、とても軽妙洒脱な語り口で、 こちらの話したいことを引き出してくれました。NGなし。1発で約30分の録音を終えました。楽しい経験でした。 2008年06月08日2008年06月08日ダイワロイネットホテル和歌山「健康セミナー」2008年06月25日20080621テンプレート研究会・学術講演会2008年6月21日22日 福岡 博多 SRPビルディングにおいて、下記のポスターのように、学術講演会が開かれました。 参加者60~70名予定のところ、130名以上の参加があり、大盛況でした。企業展示もなされ、7社の出展をいただき盛り上がりました。 私は、シンポジュームのコーディネーターをして、とても楽しい会でした。
予定した会場もいっぱいになり、熱心な質疑応答で、とても有意義な学術講演会でした。 2008年07月06日20080705九州歯科大学教授・横田誠先生講演会2008年07月05日(土曜日) 九州歯科大学教授・横田誠先生講演会 「歯周病と歯根膜・咬合のバイオメカニクス」と題して、講演がありました。 NPO日本歯周病学会の重鎮でもあられる教授の今までの研究を通して、とても興味ある講演でした。「炎症があるから歯が提出(のびだ) してくる」というお話は、わたくしがかつて研究していた内容と重なり、とても興味がありました。 会場で教授から突然私の名前が出たこともあり、びっくりしましたが、講演後も楽しくお話をさせていただきました。 P.S.1.会場でビーブランド・メディコ・デンタル社製の歯ブラシをいただきました。いただいたから言うのではないのですが、
横田教授が考案された「ぺりテクト・ヤング」という歯ブラシは結構使いやすそうです。
2008年07月27日20080726歯周病治療講演会2008年7月26日 「歯周病に対する内服による抗菌薬物療法を考える」 松本歯科大学・歯科薬理学講座・附属病院口腔内科 教授 王宝禮先生の講演会がありました。最近までの(今でもほとんど) 歯科医療というと、口腔外科的な治療法が主流です。その中で、王先生は「検査」「診断」「投薬」という内科的な治療法を実践されており、 これは、わたくしが今まで実践している「予防歯科」「保存療法」と考え方が同じで、とても参考になりました。また、 歯科医療の現実を大変憂いており、「患者さんのためになる医療とは何か?」について、熱く語ってくれました。大変楽しい講演会でした。 終了後も王先生を囲み、歯科医療の現在と将来についてとても話が盛り上がりました。その時のスナップです。(写真をクリックしてください) 2008年09月22日20080922高橋教授和歌山日赤で御講演2008年9月22日 奈良女子大学の教授で日本禁煙科学会副会長の高橋裕子先生が和歌山日赤医療センターで 「禁煙の向こうに見えるもの」と題して講演がありました。これは、 和歌山日赤が敷地内全面禁煙になったのを機会に10月1日から禁煙治療が保険で行えるようになるのに合わせて企画されたものでした。 日赤ではすでに1度高橋先生からのお話と、もう一度講演会があり、禁煙に関しては3度目の講演でやっと敷地内全面禁煙になりました。 日赤看護大学の講堂が満席になるくらいの盛況で、同席された県庁の佐本課長も「前回とはずいぶん違って、関心が深まったようだ」 とおっしゃって驚いていました。その時の写真で左端が日赤医療センターの呼吸器科で禁煙外来の担当をされている池上先生です。 2008年10月01日20081001伏虎中学校・歯ブラシ指導2008年10月01日 和歌山市立伏虎中学校で歯ブラシ指導がありました。和歌山歯科衛生士専門学校の専任教員:奥野先から、 歯の本数、う蝕(虫歯)や歯肉炎、そして、歯周病の原因が細菌であることなどを学んだあと、歯ブラシの使い方について指導してもらい、 実際自分で行いました。みんな熱心に聴き、頑張って歯を磨いてみました。最後に私が生徒のみんなに授業の内容を聞いてみましたが、 すべての質問に正解してくれました。これは、授業内容をきっちり吸収していたということで、素晴らしいと思いました。この後、 歯1本とて神経の通ったものはできないこと。だから一人ひとりの体はとても貴重で、命はとても大切であること。だから、 自分も友達もみんなお互い大切にすることについて話をしました。もう一つ、以前から気が付いていたのですが、最近特に、伏虎中学校に入ると、 廊下ですれ違う生徒がみんな「こんにちわ」と大きな声であいさつしてくれることです。1年生は特に私が校医であることを知らないので、 学校に用があってきた「だれか」のはずですが、大きな声であいさつをしてくれることは、とても気持ちが良く、 学校の指導の素晴らしさを感じました。授業風景と帰りに見た和歌山城です。クリックして写真を大きくしてみてください。 2008年11月16日2008/11/15・16第3回日本禁煙科学会学術総会2008年11月23日和田精密歯研社員教育2008年12月16日禁煙教育ボランティアの会12月例会2009年02月21日2009/02/20和歌山市歯科医師会研修会2009年04月18日2009/04/17和歌山市歯科医師会研修会2009年04月20日20090419村岡秀明先生講演会2009年05月18日20090523岡山大学小児歯科岡崎好秀先生講演会2009年5月23日 岡山大学付属病院小児歯科の岡崎 好秀先生の講演会がありました。 とても博識な先生で、ユーモアたっぷりに、発生学から始まって人の成り立ち、その中での口の大切さについてお話いただきました。3時間のご後援で、休憩もなかったのですが、みんなとても楽しく聞くことができました。健康図書が多数出版されているが、日本で一番たくさん読まれている健康図書は?とかいろいろな質問を交えてお話しいただき、時間のたつのを忘れていました。先の質問の答えは 貝原益軒先生の養生訓で その中に、「朝起きがけに水でよく口をすすぎ、塩で歯茎をマッサージし、さらに何度もうがいをし、このうがいの水を布で濾して薬として使う」と書いてある。さて何の薬でしょう?と質問されました。おわかりですか?答えは「目薬」とのこと。(もっと難しいこともいろいろありました)とても楽しい会でした。写真を添付いたします。 2009年05月28日200905282009年07月18日20090717和歌山市歯科医師会研修会2009年11月29日20091128日本自律神経学会2009年11月5日 和歌山市のダイワロイネットホテルにおいて、第62回日本自律神経学会が開催された。 歯科のセッションもあり、私が、口腔疾患と自律神経系について追加発言をし、重要性について述べた。 写真を添付します。1枚目が会場入り口の看板。 2枚目が会場風景。3枚目は学会大会長の和歌山県立医科大学 仙波教授です。
2010年06月03日20100603和歌山放送出演2010年6月3日(木曜日) 午後0時50分から午後3時までの「むつろうの午後はなるほど」という番組に生放送で出演させていただきました。6月4日の歯の衛生週間を前に、生放送でたっぷり歯の重要性についてお話させていただきました。それにしても、小林睦郎さんの知識な豊富なこと、話の引き出し方のうまいこと、アシスタントの「おっかん」こと岡崎さんとの呼吸の素晴らしいこと。番組の評判がいい秘密は「これだ!」と思わせてくれました。終わってから3人でスタジオの中で記念撮影。小林さんと岡崎さんが手にしているのは6月6日(日曜日)に行われる、ダイワロイネットホテル主催の「お口の健康講座」のパンフレット。この会も小林睦郎さんと一緒にトークショウをさせていただきます。 スタジオ内での記念撮影。
2010年10月17日東京・セミナー講師2010年10月9日 東京都新宿で歯科医師対象のセミナー講師を務める 口腔と全身の関係について、まだまだ認識されていない部分が多く、一般歯科開業医を対象にセミナーが開かれている(9月から)。その講師を務めた。研究熱心な先生が多く来られた。
NPO日本テンプレート研究会・理事長 前原 潔 先生
会場近くから見た東京都庁 本田歯科提携・口臭外来近畿支部2010年08月22日 本田歯科提携クリニック(Excellent Breath Alliance Clinics)近畿支部の集まりが大阪でありました。最近口臭で悩む患者さんが増えています。完治しないで悩んでさまよっている方をよく見ます。そのような患者さんも、ほとんど解決することが多く、最近はアメリカ、中国、韓国の先生も勉強や研究に来られています。この研究会は熱心な先生が多く、熱気むんむんで行われ、とても有意義な集まりでした。 この写真は会場風景です。
2010年12月08日20101204東京
2010/12/0405
東京で歯科医師を対象にセミナーが開かれました。その中で「口腔領域の免疫」について私が講義をしました。9月から毎月一回土曜、日曜に開いているセミナーです。私は9月10月と今回お話をしました。今回は、研究会会長の前原潔先生が顎位(顎の位置)と全身疾患との相関について主にお話をし、熊本県で開業している小嶋立州先生が総義歯と全身疾患の関係について。東京で開業している田賀仁先生が「眠らない脳と、眠りたい脳」という題で、中枢神経系にどのような影響があるかについてお話ししました。田賀先生は昭和大学の医学部麻酔科の中で医学部の先生と一緒に、口腔と全身疾患のいろいろなものとの相関について患者さんの治療をしています。今回面白かったのは、「睡眠中無呼吸症」がずいぶん改善される知見例のお話しでした。私は、歯の治療中に身体の中でどのような免疫学的な変化が起こっているか、についてと 顎位を変えることで他のどの分野でも改善されなかった自己免疫やアトピーなどの症状が変化することについてお話をしました。 会場風景と、行き帰りの富士山の写真です。
2011年01月22日20110122口臭治療研修2011年01月22日(土曜日) 本田式口臭治療研修 日本における、あるいは世界的にも優れている口臭治療をされている本田俊一先生はとてもユニークな先生で、口臭で悩んでいる患者さんの悩み解決しています。最初は大学の先生方からは反発が多かったのですが、現在は多くの大学とも共同研究を行い、韓国、中国その他の国の大学教授もたくさん見学にこられています。また、アメリカで有名な先生方とも口臭治療に使うさまざまなものを共同開発しておられます。日本では、本田歯科提携クリニックということで約500の歯科診療所が協力して治療に当たっています。当院もその1つで、長く口臭で悩んでおられた患者さんからは喜んでいただいています。本日は最新の知見を得るために本田歯科で研修を行ってきました。 写真は本田先生と懇談する歯科医師。左が本田先生、右の2人の先生は九州の長崎から研修にこられていました。 写真をクリックすると、拡大されます。 2011年01月23日20110123関西ヘルスケアー歯科懇話会2011年01月23日
昨日に続き大阪でした。大阪中之島にある国際会議場で「関西ヘルスケアー歯科懇話会」の大きなセミナーが開催されました。この「関ヘル」と略称する会は「日本ヘルスケアー歯科研究会」の下部組織ながら、とても大きな働きをしています。そもそも、日本ヘルスケアー歯科研究会は、「医療とは健康を守り増進する」のが本筋であると考えます。一方、現在歯科大学では「病気になった口腔をどのように治療するか」ということに重点が置かれ、そのために授業時間の多くがとられています。これでは予防をすることにより実現できる「8020」などとても実現できない。ヘルスケアー歯科研究会は「国民の健康をどのように取り戻すか」ということにもっと目を向けるべきである」として設立されたものです。私も、28年前に大学を離れ和歌山に帰って地域医療を始めてから「削らない、抜かない」歯科医療を目指して治療を行ってきました。この主旨にもびったりと合う研究会です。現在の保険制度は「治療」にはお金を払うが「予防」にはお金を払わない。という矛盾した制度のために「予防では経営ができない」と考える歯科医師が多くいます。現実に予防に重点を置くと、経営がとても難しくなるのは事実です。しかし、日本に歯を食いしばって「みんなの健康のためには何がもっとも大切か」という命題に取り組んでいる歯科医師は多くいます。現に本日も会場が満杯になるほどの歯科医師、歯科衛生士が参加して、熱気あふれる講演と討論がなされました。写真は会場風景です。 会場の案内 3人の講師のお話でした。 会場風景ですが、講演中は撮影禁止なので、休憩時間の様子です。壁際までいすを置き、ぎっしりで熱気むんむんでした。 併設されたデンタルショウでこちらもたくさんの人が熱心に見ていました。 こちらもデンタルショウの会場風景です。これはデンタルX(てんとよみます:患者さんの記録をするソフトです)の展示でした。 2011年03月18日20110317セミナー2011年04月20日20110415和歌山市歯科医師会研修会2011年4月15日(金曜日) 20:00~21:30 和歌山市歯科医師会主催の研修会が夜8時から歯科医師会館で行われました。講師は和歌山県立医科大学・歯科口腔外科学講座・准教授 和田 健 先生で 和歌山県立医科大学付属病院・歯科口腔外科における基礎的(悪性腫瘍、骨粗しょう症、顎関節症その他)と臨床研究(悪性腫瘍、糖尿病、手術前口腔ケアその他)など多岐にわたる研究について、また、1次医療機関(私たちのような開業医)と3次医療機関(県立医大)との連携についてと循環器疾患(狭心症、心筋梗塞、心不全など)患者の歯科診療時の注意点など多岐に渡ってご講義いただきました。夜遅くですが、みんな診療が終わってから駆けつけ熱心に聞いていました。 写真は和田先生の講義風景です。 2011年04月22日20110421セミナー2011年05月20日20110519歯科セミナー2011年05月19日(木曜日) 歯科セミナー 本日歯科医師対象のセミナーが和歌山市内でありました。3月4月とシリーズで行われた最終回です。今回は前回までの2人の講師に加え、当院の歯科衛生士・岡野美千子と私がお話をさせていただきました。28年間の臨床結果で、今までほとんど残らないと考えられていた歯が残り、その歯でしっかり噛んでいる症例を示したところ、ある歯科医師(非常にまじめな女医さんです)から「その歯はどのように残したのですか?」とその歯科医師から歯科衛生士(岡野)に質問がありました。このように、本院の歯科衛生士はとても能力が高いので、患者さん、歯科医師、歯科衛生士、そしてそれを支えるスタッフの連携がとてもうまく取れ、まじめな患者さんは’残らない’と思っていた歯が残り、その歯でしっかり噛めるようになってきます。長寿社会になったこれからはご自分の歯を残すことがとても大切になってきます。私たちは歯科医師にそれを早く心がけてもらいたいと考えています。 過去2回と今回の講師を務めた、井上雅貴税理士と生田省三取締役 生田取締役から紹介されたiPadを使ったデータ説明。本院ではすでに行っています。 今回講師を務めた岡野美千子歯科衛生士。目をつぶってしまいましたが、普段はさらに美人です。 2011年07月09日20110707伏虎中学校 歯磨き指導2011年07月07日(木曜日) 伏虎中学校 歯磨き指導 学校歯科医をしている伏虎中学校で、和歌山県歯科衛生士専門学校の奥野先生に来てもらい、歯磨き指導をしてもらいました。奥野先生はベテランの専任講師だけあって、話をする内容、スピード、ポイントの置き方などとてもわかりやすく教えてくれ中学校の先生もおっしゃってましたが、今年の1年生は特に静かに聴いてくれて、とても上手に磨いていました。最後に私がみんなに質問をしました「歯1本の値段はいくらぐらいと思いますか?」ほとんどの生徒は「100,000円ぐらい」と答えていました。そこで「インプラントというのを知ってますか?」と聴くとほとんどの生徒さんは知っているようでした。1本の歯のところにインプラントをきっちりしようとすると約50万円かかります。その歯には神経が通っていません。神経を通す技術は今のところありませんが、もしできるとして、1本につきインプラントの10倍以上費用がかかります。どんなに高い費用をかけても神経を戻すことは至難の業です。だから「歯を磨くということは1億6千万円以上の値打ちを守ると言うことです。今日奥野先生から聞いた、歯の話と歯磨きの仕方とは1億6千万円を守るというお話です。みんながんばっては磨きできますか?」と話をすると、みんな神妙な顔をしていました。 奥野先生の熱心な授業風景 校長先生も忙しい中授業に参加してくれました。 しゃしんを 2011年11月03日20111023九州セミナー講師2011年10月23日(日曜日) テンプレート研究会 九州セミナー講師 テンプレート研究会主催のセミナーが9月から12月まで毎月開催されます今回は私が口腔内の微生物学と免疫学とについて講義をしました。口の中はとてもダイナミックで、500種類以上いるといわれている微生物のすべてが悪玉菌ではなく、どちらかというと、日和見(何もしない)菌や善玉菌のほうの数が多いこと。また、悪玉菌も条件が整えば悪さをし始めること。そのときの条件とは宿主(ホスト: 自分の体)の抵抗力(免疫を中心として)がいかにもんだいになるかについてのお話をしました。「歯科大学の授業の中では聞いたことがない」ととても興味を持って聞いてくれました。写真を添付します。 公演中の風景。 右端が研究会会長の前原先生 受講の先生と一緒に。 写真をクリックすると、拡大します。 2011年11月09日20111030口臭治療:本田歯科提携・近畿ブロッククリニック研修2011年11月28日20111126日本歯科東洋医学会2011年11月26,27日(土曜日、日曜日) 日本歯科東洋医学会 歯科と東洋医学はいかにも不似合いな感じをお持ちになる方もおられるかもしれませんが、ずいぶん以前から(約30年前)学会が存在し、いろいろな研究が行われてきています。最初は鍼(はり)麻酔から始まり、現在では鍼灸、漢方薬など多方面にわたり、歯科の臨床に東洋医学を取り入れてきています。評議員の一人として学会に出席してきました。今回もとても有意義な学会で、シンポジスととして日本歯科医師会会長の大久保先生も出席され「歯科口腔外科で勉強してきた私は、東洋医学については私は勉強をしていないのですが」と断りながら、キッチリ東洋哲学を入れたお話しをされました。その中で「8020をいう限り、予防歯科を抜きには考えられないので、現在厚生労働省と一緒に予防歯科についての検討をしているところです」とのお話しがあり、「私たちの診療所で28年間苦労して予防について患者さんと話していたことがやっと国レベルで検討されるようになった」とうれしく思いました。その他大阪歯科大学の 王宝禮 教授のオゾンを使った東北被災地での活動など感動的なお話しがありました。 会場風景です。私は前方に座っていたので、私の後ろにたくさんの会員がいましたが、写っていません。 写真をクリックすると、拡大されます。 2011年12月07日20111204ExcellentBreathAlianceClinic合同研修会2011年12月04日(日曜日) ExcellentBreathAlianceClinic合同研修会 これは、東大阪で歯科医院を開業している本田先生が研究をしてこられ、口臭で悩んで知る患者さんに少しでも楽になってもらおうとそのノウハウを全国の先生に伝えている研究会です。今年も全国から約400名の歯科医師や歯科衛生士などが集まり、上六のホテルで一日缶詰で研修を行いました。11月26日の歯科東洋医学会でもお世話になった 大阪歯科大学の王宝禮教授が漢方と舌診についての特別講義をして下さり、このところ東洋医学漬けです。楽しい講義でした。その他新しい口臭治療法などについての研修があり、今回もとても有意義でした。(このところ休みがないのでちょっと疲れ気味です) 会場風景です。 写真をクリックすると、拡大されます。 2011年12月19日20111218予防歯科講習会(熊谷崇先生)in東京2011年12月18日(日曜日) 予防歯科講習会(熊谷崇先生)in東京 東京の汐留で熊谷崇先生のファイナルレクチャーがありました。日本で予防歯科を広めた先生の一人で、長年の診療を記録し、統計処理をして「予防が歯を残すための最も優れた方法である」ということを実証したした先生です。スエーデン(予防歯科の本場)でも高く評価され、イェテボリ大学の名誉博士号を受けておられます(開業医の受賞は記録になく大学始まって初の受賞のようです)。ご自分の年齢も考えられ、大学教育などを除き、開業歯科医を対象にしたレクチャーはこれが最後とのことです。 横浜で開業しておられたのですが、30年前に山形県の酒田市(人口10万人)の町に移り予防歯科を始めたときの苦労からお話しになり、その当時しか医療と言えば「削って詰める」「抜いてはめる」という「治療100%」(今もあまり変わっていないようですが)であった時代に、統計を取り、幼稚園、小学校、中学校で予防の大切さを講演して、地域の歯科知識を変えて実績を上げられた経過についてお話し頂き、将来歯科医療の向かう方向についてもお話になりました。 会場はパリコレのファッションショウを行うようなところらしく、広い広い会場(スクリーンは同じものを2台据えて見えやすくしていました)。会場風景と昼休みにお弁当を食べた浜離宮恩賜公園の風景です。 2012年01月22日20120121研究会理事会2012年1月22日(土曜日) 研究会理事会 本日は診療日。診療が終わってからすぐに電車に飛び乗り、大阪で開かれた理事会に出席しました。大変激論になり、遅くまでかかり、サザン(南E電車特急)には間に合ったのですがさすがに疲れました。 明日は総義歯の講習会。がんばります。 2012年01月23日20120122総義歯難症例講習2012年01月30日20120228歯の健康力推進歯科医師等養成講座in奈良2012年01月28日、29日(土曜、日曜) 歯の健康力推進歯科医師等養成講座 奈良県歯科医師会が担当して、表記厚生労働省の委託事業がおこなわれました。2日間和歌山から通い、大変楽しい時間を過ごしました。すばらしい5人の講師陣による講義と3つのグループワークを組み合わせたプログラムで、講義ばかりではなく、また、グループワークだけでもなく、緊張とブレーンストーミング、それにリラキセーションとても有意義な2日間でした。 この企画は、在宅診療をおこなう人のスキルを上げるために開催されたものです。在宅診療にかんしては、和歌山県では歯科医師会単位でおよそ20年ほど前から取り組んできています。他府県ではまだこれからの人も多くいました。しかし、歯科大学の麻酔科で長く研究したあと開業したひとで、全身管理をしながら在宅診療をしている人も複数いました。これからは高齢社会の中で在宅診療の必要性が高まっていくことから厚生労働省として歯科医師による在宅診療(訪問診療)のスキルを上げるために開催したものです。 奈良県歯科医師会長挨拶 滋賀県衛生化学センター副所長 井下英二先生の講演とても楽しい先生で、行政側から積極的に地域支援を行って、歯科との関係では糖尿病患者さんと歯科医師の関係。また、どの病気でも高齢者が病院から退院した場合、定期的な口腔清掃の必要性があることから、病院と歯科医師との連携など広く取り組んでいる先生で、興味ある講義でした。 グループワークを指導して下さった歯科衛生士でかつ社会福祉学科の修士課程を修了して社会学修士を取得している方で、8グループでとても潤滑に話ができるようにうまくコントロールしてくれました。おかげで話し合い、問題提出、問題解決がスムースにできました。 グループワークでみんなが知恵を絞っているところです。 2012年02月15日20120211 米寿のお祝い2012年02月11日(土曜日) 兼松 義勇 先生米寿お祝い 1980年頃、当時画期的な卒後教育を朝日大学で企画しました。これは、歯科大学を卒業し、国家試験を通った歯科医師を2年間、最先端の歯科医学と歯科医療、そして歯科医道を教えようと、理事長の肝いりで大学が設立しました。初代診療所長として辣腕をふるわれた兼松義勇先生が米寿を迎えられ、当時お世話になったメンバーが約100名伊豆下田に集まりました。お料理を頂きお酒を飲んでお祝いをするだけでなく、先生の発案で、癌や人間の不思議についての特別講演や当時の研修生(現在はみんな歯科界の指導者として活躍しています)現在のすばらしい症例報告会があり(先生にはこれがメインであったようです)ました。とても充実した時間を過ごしました。88歳になってもこんなに勉強家で、社会をよくすることに熱心な先生のいきざまのすばらしさを学びました。 集まられた特別講演や座長をされた先生方。 私も講演会を少しお手伝いさせて頂きました。 2012年03月30日20120330 防災セミナー2012年04月13日歯の健康力推進歯科医師等養成講習会in奈良2012年03月3日、4日 一月から続く講習会で、2月は施設で口腔衛生に関する実情を見せてもらいました。 今回は講義とグループワークで2日間みっちりと頭を絞ってきました。 お水取りの季節で寒かったのですが、会場はとても熱気にあふれ、在宅歯科医療(高齢者歯科医療)に書ける多くの歯科医師の前向きな姿勢を感じました。
今回お世話になった奈良県歯科医師会理事、野坂先生。とても熱意のあるスマート(まとめ上手)なすばらしい先生でした。 2012年07月23日20120722 日本歯科東洋医学会関西支部会2012年07月30日20120728「口腔乾燥症・舌痛症」講習会2012年7月28日(土曜日) 午後から表記講習会がありました。 九州歯科大学教授 柿木保明 先生 のご講演で、先週の日本歯科東洋医学会に続き、口腔乾燥症、舌痛症についての講習会でした。柿木教授は在宅医療や、大病院の歯科口腔外科などを精力的にされて現在大学での教育、研究に当たっておられます。基礎的な研究や、臨床での患者さんとの対応などとても興味深い内容の講演でした。 口のおきてが命とのこと。いろいろな生き物の命をいただいて私たちの命があります。「いただきます=あなたの命をいただいて私の命をつなぎます」 口腔乾燥があると、お話ができなくなります。話をしないのではなく、話ができなかったのです。口腔乾燥がなくなり唾液が出るようになった人は「話をしたくても、舌がまったく動かないので、お話ができなかった」といわれます。 2012年09月30日20120930 口臭講習2012年10月07日2012年10月6日、7日癒しの環境研究会大会2012年10月22日2012/10/21スポーツ歯学&食育2012年11月01日2012年09月20日 医科・歯科連携病気になり、病院に入院されている患者さんの口腔ケアの重要性はだんだん認識されてきました。和歌山県立医科大学やいくつかの大きな病院では、どのような外科であっても主治医が希望すれば、手術前から口腔外科のほうで患者さんの口腔ケアを行い、手術後も入院中は口腔ケアをすることで、統計を取ると患者さんの入院日数が少なくなる(退院が早くなる)ことはよく知られています。一方で、このように治癒が早くなり退院した患者さんや、また、最近ではがん患者さんの化学療法は通院でされることも多くなってきました。このような患者さんの口腔ケアはあまり注目されていませんでした。しかし、とても重要なことなので、病院から退院したり、通院で化学療法を受けられる患者さんの口腔ケアを歯科診療所で行うようになって来ました。厚生労働省のほうでもその重要性を認識しており、最近はそのための歯科医師に対する講習も増えて来ています。私も昨年度から厚生労働省と歯科医師会の主催する講習会を受講したり、本年3月には、東京大学での講習会を受講したりしてこのような患者さんに対応できるようにしています。今回は、和歌山県立医科大学の主催で、国立がん研究センター中央病院の先生2名を講師としてお迎えし「がん患者における医科歯科連携講演会」という講習会が開催されました。とても充実したお話でした。
2012年11月14日2012年11月9日~11日 第22回日本歯科医学会総会開催4年に一度の大きな学会が大阪の国際会議場と大阪南港のインテック大阪でありました。開会特別講演は以前から、京都大学教授・山中伸弥先生にお願いしていましたが、今回ノーベル賞の受賞が決まり、ヨーロッパへどうしても行かねばならないとの事で、先生の右腕として今回一般にもよく知られた、また、iPS細胞発見の実際の実験をされた高橋和利先生に講演をしていただきました。ニューヨークでの受賞語急遽お帰りいただきあわただしい中での講演でしたが、山中先生のビデオ挨拶も入り、iPS細胞作成の実際を実に面白くお話いただきました。その後3日間大変広い会場でたくさんの講演、学会の分科会テーブルクリニック、公開市民講座などなど多くの公園やシンポジュームが行われました。さらに、最新の歯科医療器具の展示がインテックス大阪で併設され、いろいろ興味のある機械や器具が展示されていました。大阪国際会議場グランキューブ 2012年12月05日2012年12月2日(日曜日) 口臭治療講習会2012年12月15日2012年12月09日(日曜日) がん患者の口腔ケアに関する医科歯科連携講習会表記の講習会が歯科医師会主催で、田辺市内のホテルで開催されました。がん患者さんの口腔ケアの重要性に注目されており、全国的にいろいろな試みがなされて来ていますが、和歌山県では、県立医科大学(得に歯科口腔外科)と歯科医師会の連携で、他府県に先駆けて医科歯科の連携がすすんでいます。がん患者さんの化学療法や放射線療法は以前は入院して行うのが当たり前だったのですが、最近は通院で行うことが多くなっております。化学療法や放射線療法を受けている患者さんは唾液が出にくくなり、口腔状態が悪くなるケースが多く、そのような不潔な口腔を放置すると全身状態も悪くなることがよく知られており、歯科医師や歯科衛生士によるプロフェッショナルな口腔ケアをすることでがんの治療結果がよくなることも知られています。今回はそのような内容の講習会でした。 わたくしも、在宅患者さんの口腔ケアに行かせていただいています(基本的には当院で治療を続けてくださった患者さんですが)。これからますます重要になる課題だと思います。 会場風景の写真を添付します。 2013年05月26日2013年5月26日(日曜日) 紀州歯学セミナー2013年06月10日2013年06月09日(日曜日) 禁煙科学会第136回禁煙支援者講習会2013年07月03日第4回講座 う蝕(虫歯)1
別のサイトで依頼を受け投稿した記事を何回かに分けて、載せています。 ご興味のある方はお読みください。
う蝕(虫歯)というのは、水晶の硬さと同じくらい、硬い歯が細菌に感染して、歯がボロボロになることを言います。 う蝕(虫歯)はバイオフィルムによる感染症です。Mutans(ミュータンス菌)菌群(St.mutans, St.sobrinusなど)が歯に感染することにより引き起こされます。細菌に対する歯の抵抗力の低下が誘因となります。予防は寄生体である悪玉の細菌の数を減らすことと、宿主である自分の歯や身体の抵抗力を向上させることが大切です。 しかし、このバイオフィルムにたいする、自分自身のもつ免疫応答(生体防御機構)だけでは、予防や治癒は困難です。歯そのものの酸や細菌に対する抵抗力をつけることも重要です。 また、食生活の中で、繊維質の多い野菜などで、食べながら、歯の表面をこするような自浄作用を期待するのも必要なことです。 なぜ、虫歯になるの? 1)自浄作用のある野菜や固いものを食べない。 2)甘いものや、粘りのある物が好き。 3)食べる時間が不規則 2.唾液の性状 1)酸の中和力が弱い 2)ねばねばした唾液 3)唾液の量が少ない 3.う蝕原生細菌が多い → 1)まんべんなく食材を取る(自浄作用のある野菜や固いもの) 2)甘いものや、粘りのある物はできるだけさける。 3)生活リズムをよくする。 2.固いものをよく咬み、唾液腺を刺激。水分を十分に補給。全身の体調を整え自律神経を正常に。 3.歯の構造 1)エナメル質:カルシュームが主で、水晶と同じくらいの堅さがあります。 2)象牙質:堅いのですが、エナメル質より柔らかく、う蝕(虫歯)にもなりやすい。 3)歯髄(しずい):神経と血管が入る組織です。 5)歯根膜(シコンマク):歯と骨を繋いでいる繊維状の組織で、硬い骨と歯がぶつかって壊れるのを防ぐ緩衝作用もしています。 実際のう蝕(虫歯)の様子を見ます。 一方、左の黒い部分(黄色の円)は、遠心小窩(う蝕の発生しやすい場所です)。そこから下へ向けて遠心舌面溝と言い、この部分をダイアグノデントで検査するとエナメル質の表面だけの感染であることが分かりました。 5.う蝕(虫歯)の処置② 肉眼では細菌に感染した部分は削除できたと思ったところにも、薄くピンク色に細菌が染まるところが確認できました(緑色の円の中)。その部分を、細菌に感染した部分だけを削れる(健康な部分は削れない)材料でできた切削バー(削るドリルの一種)や歯を削れるレーザ、あるいはマイクロメーター(ミクロン)単位の細かい粒子を高圧で吹き付けて削るようにします。これらの方法はいずれも痛くなく悪くなった部分を削除することができます。最近はこのように痛くなく、感染した部分だけを切削できる道具が開発されてきているので、無痛の状態で、細菌に感染した部分を最小限取り除く治療法が確立されました。これをMinimal Intervention(最小の侵襲)治療と言い、歯を必要以上に削らない治療方法に変わりつつあります。 6.う蝕(虫歯)の処置③
治療として、中央小窩は切削器具を使い細菌に感染した部分を削除しました。切削した場所は穴が開いて見えます。
う蝕(虫歯)検知液とは、歯の中に感染した細菌を染める液です。 肉眼で見えなかった細菌もこれで染めて、その部分だけを削るようにします。 う蝕(虫歯)検知液でピンク色に染まった部分も取り除かれ、細菌に感染した部分がなくなりました。現在ではこの部分に、口腔内でレジンに光を当てて固まる材料を用いて修復するようになってきました。 赤色の円で囲った部分が先ほど切削したう窩に相当する部分です。先ほどの穴が嘘のようにきれいに修復でき、まるで最初からう蝕(虫歯)などなかったように修復できました。現在では、早く治療すればこのように、痛くなく、1日で、きれいに修復することが可能になりました。また、黄色の円で示した、遠心小窩と遠心舌面溝は削らないで、フッ化ジアミン銀という薬と、治療用の半導体レーザを使って細菌の活動を不活化することでエナメル質を保存することができました。 【治療前】 治療前と治療後ではこのように違います。 【治療後】 2013年07月17日第6回講座 歯周病(歯槽膿漏)Ⅰ
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1)0点
2.歯周病(歯槽膿漏)とは 3.健康な歯肉(歯ぐき)と病気の歯肉(歯ぐき) 短期間に、歯科衛生士の歯ブラシ指導とプロフェッショナルケアで改善された歯肉(歯ぐき)の状態です。 4.骨吸収像(レントゲン) 上記と同じ人のレントゲン像です。歯を支えている歯の骨に吸収が見られます。
このレントゲン像は歯科衛生士が根の表面をきれいに掃除して、先ほどの歯石が見られなくなりました。上記のレントゲンの黄色矢印で示したところの骨に皮質骨という白い骨が見られないのですが、掃除をしたあとの左のレントゲンでは、緑の矢印で示したように、レントゲン像で白い線が見えます。この白い線が皮質骨という固い骨です。健康になってきている証拠です。
健康な歯肉(歯ぐき)の状態です。
歯肉炎:歯を取り巻く歯肉(歯ぐき)だけが炎症になっている。歯肉(歯ぐき)に少し炎症があり、このまま放置すると、どんどん深部へ病状が進行するような状態です。
歯周炎:歯を支える骨が破壊された状態で、歯肉(歯ぐき)の炎症がどんどん奥へ入り歯を支えている骨までやられている状態を示しています。このような状態になっても本人は気づいていないことが多く、「自分は歯に関しては自信がある」と言って、歯科に何十年も通っていない人によく見られます。不思議なことに、歯周病(歯槽膿漏)にかかっている人の歯は、う蝕(虫歯)にかかっていないことが多いのです。 6.立体的に骨の吸収を見る 40歳代の人のあごのCT像です。歯周病(歯槽膿漏)で歯を支える骨まで破壊されています。 7.どうして骨まで破壊されるの? このように、口の中の病気は、外来の寄生体(細菌など)と宿主(自分の体)のせめぎあいです。自分の全身状態も良くし、悪玉が寄り付く隙を作らないようにすることが大切です。しかし、いろいろな全身の病気があり、そのために口の中の病気が悪化することがあります。体の状態をできるだけ早く、できるだけ良い方向へ向けるように努力しましょう。 2013年07月24日第7回講座 歯周病(歯槽膿漏)2別のサイトで依頼を受け投稿した記事を何回かに分けて、載せています。 ご興味のある方はお読みください。
下記のような人がかかりやすく、治りにくい人です。 1)お口の手入れをきっちりしない。 2)お砂糖で、できたものや、やわらかく歯につきやすいものが好き。 3)野菜や繊維性のもので、食べながら自浄作用のある食物をあまり食べない。
歯と歯ぐきの間にたまった、白いこけ上のもの(緑の矢印)。これがプラーク(DentalPlaque,歯垢などと言われます)です。 3.歯垢(DentalPlaque)内の細菌 10日ほど歯ブラシをしていない口腔から採取した、歯垢をグラム染色(細菌を染める方法の一つ)して光学顕微鏡で見た像です。 グラム陽性菌や陰性菌。球菌、短桿菌、大型の桿菌やコーンコブという変わった形のものも見られます。 このように口の中では、約500種類以上とも言われる微生物が生息しています。 その中で、悪玉菌も多く見られます。できるだけ細菌数を減らすことが大切と考えます。 1)自分では悪くないと思う人も、定期的に検診を受けて、健康な状態を保つようにすることが大切です。 また、もし悪くなった場合でも、早く見つけ治せば重篤な症状にならずに済みます。 歯を大切にすることは、年をとってからの生活がとても快適になります。 2013年07月31日第8回講座 口臭Ⅰ
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1.はじめに ぜひ最後までご覧頂くことで、あなたもこんな人間関係が作れるようになります。 なお、今回の「口臭」については、「本田式口臭治療」をなさっている本田俊一先生のお考えを基に構成させていただきました。 写真:IVOCLAR・HAKUSUI両社のご厚意による 2.口臭とは 1)他臭症 2)自臭症
3.自臭症とは このように長年、他人に打ち明けられず、一人悩んでいる方が結構多いのです。 大きな病院へ行って、口臭値の測定をしてもらっても「数値は低いからあなたは正常です」と治療をしてもらえず、次々といろいろな診療科を受診している人がいます。 これが自臭症の特徴です。
4.他臭症とは しかし、家庭で奥様から「あなた口くさいわよ!」とか、娘さんから「お父さん臭いから、いや!」と言われて、やっと歯医者さんを訪れる人がいます。あるいは奥様に袖を引っ張られて、来院する方もいらっしゃいます。このように、自分では何の問題も感じていない、ことが大問題になります。
5.臭いの元 Ⅰ
6.臭いの元 Ⅱ 2)メチルメルカプタンや硫化水素など:これはシステインやメチオニンという硫黄を含んだアミノ酸(含硫アミノ酸という生き物の体を構成している重要な成分)が分解されて生じる揮発性硫黄化合物(硫 化物)。
7.臭いの元 Ⅲ 2013年08月07日第9回講座 口臭 Ⅱ別のサイトで依頼を受け投稿した記事を何回かに分けて、載せています。 ご興味のある方はお読みください 1.臭いの測定方法 |