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2016年03月 アーカイブ

2016年03月09日

口臭グッズの利用について

口臭抑制グッズは、使い方によってはとても有効です。

ただし条件があります。生理的口臭が感じられるとき、口臭抑制グッズの使用により精神的安定が図れて、唾液分泌が亢進し、気が付けば口臭のことが気にならなくなるタイプの人には有効です。

口臭抑制グッズを使用してもなお、その後精神的緊張が取れず唾液分泌も回復せず、残留した口臭抑制グッズの為にさらに、増悪した口臭を感じる人は使用を避けたほうがいいです。水分を取るべきです。うがいも避けたほうが良いです。(わずかな唾液を失い、さらなる口腔内乾燥に見舞われます)

さらに、追い討ちをかけるように口臭抑制グッズを使用し悪循環が始まり、ついには、口臭抑制グッズに依存するようになります。

その結果、口腔内粘膜や舌粘膜が過敏になり、熱を持ち口臭は益々悪化し時に、味覚異常に発展する事すらあります。 こうなると、舌表面は荒れて、免疫力や活性が低下し舌苔の付着は慢性化していきます。

また花粉症や鼻炎アレルギーアトピーなどのある人も乱用を避けたほうが良いです。これらの口臭抑制グッズの成分がアレルゲンとなり口腔粘膜も過敏に反応することがあるからです。
口臭抑制グッズは、便利ですが頼る物でもなく根本的な解決になるものでもないことを認識しておかねばなりません。

いかがででしたか?みなさまのお口の健康が保たれるよう出来る限りご近所の歯科医院で定期検診を受けてください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

2016年03月23日

口臭を起こしやすい食べ物―その一例

口臭を引きおこしやすいい食べ物として、原料が粉や微粒子のものがあります。

ケーキや、パンやクリームや牛乳は、口の中に入ると、すぐにもとの粉や粒子になってしまいます。その上、緊張などで唾液が少なくなったときに舌表面に吸着しやすく
しかも、糖分が含まれていると口の中のpHは下がったままになるために、口臭がいつまでも続くことになります。

また、これらは、しばらくしてから唾液の中の消化酵素によって分解され、酸とガスになり、また口臭を引き起こす菌の活動が活発になることから、すっぱくて臭い口臭が発生することになります。しかもいつまでも口の中がすっぱくなるので、口臭が持続します。

このような場合は、アメリカ人はベーキングソーダーガムを噛むことによって、口の中のpHを修正しています。欧米人は、食後とか、空腹時や、緊張時によくこのガムを噛んでいます。

このような時は、太田胃酸のようなもの(成分としては、炭酸水素ナトリウム)で、適度にうがいすると、すぐに良くなります。
このような胃酸には、中和する作用と緩衝作用(pHを安定させるもの)があるために、緊急時は有効です。
うがいに使った液は吐き出しても飲み込んでもいいです。飲み込むと喉も結構すっきりします。(実験済み)もちろん胃にもいいです。

いかがででしたか?みなさまのお口の健康が保たれるよう出来る限りご近所の歯科医院で定期検診を受けてください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

2016年03月30日

落ち椿

数年前に,NHKあすのWAという番組に3月に投稿した写真が掲載されていたので載せておきます。撮影場所は診療室前の和歌山城で撮影しました。

「落ち椿」

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