2011年3月26日(土曜日) 和歌山県歯科医師会 代議員会 会員総会
年2回の和歌山県歯科医師会総会が開催されました。和歌山県下の歯科医師が集まり、県民の口腔の健康増進について活発な議論を交わす会です。先立って開かれた代議員会に、私は和歌山県歯科医師会選挙管理委員長として出席しました。2年に1度歯科医師会長と日本歯科医師会代議員を選ぶ選挙がなされます。その選挙結果を代議員会に報告しました。代議員会および総会では大切な報告および議題について議論がなされました。
本総会では3月11日の東北沖地震に対する日本歯科医師会および和歌山県歯科医師会の取り組みについて特に報告がありました。
会長報告では、3月10日と11日に日本歯科医師会代議員会が開かれ、11日昼ごろに会議が終わり、3月11日まさに地震があったその時間会長および和歌山県歯科医師会専務(日本歯科医師会代議員)は東京駅ビルの6階で3時過ぎに乗る新幹線に乗るための時間待ちをしていたそうです。激しい揺れに立っていられないほどの衝撃だったそうです。その後大変苦労をされ、真夜中に新大阪駅にたどり着いたとの話でした。翌日は歯科衛生士学院の卒業式のためにどうしても和歌山にいなくてはならなかったので、大変なご苦労だった様子をお話いただきました。しかし、その間に日本歯科医師会では会長が震災対策本部を立ち上げ、災害に会われた方の顎顔面領域の治療チームそして亡くなられた方の身元確認のための歯科医師のチームを立ち上げるための準備のために情報収集を早速開始していたようです。和歌山でも3月14日。緊急役員会。郡市歯科医師会会長および理事が集まり、警察歯科医会として当日14名 その後29名身元確認のためのボランティアに名乗りがあったとのことです。
そのほかに日本歯科医師会では実寿命と健康寿命が同じであることの重要性。など国民の健康確保のために歯科医師ができることについての討論があったとのことです。これ以外にもたくさんの報告と討議がなされました。
写真は代議員会と総会の様子です。
和歌山県歯科医師会代議員会の様子。
和歌山県歯科医師会総会。