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2011年06月 アーカイブ

2011年06月01日

20110601 梅雨の花

2011年6月1日(水曜日) アジサイ

今年は入梅も早く、家の前のアジサイがきれいに咲きました。

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以下の写真は近所くに咲いた花です。ここのご主人はとても花を咲かすのが上手で、今年もきれいに咲き始めました。あと二,三日でもっと咲き誇ると思います。お近くを通られたら一度ご覧ください。

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2011年06月03日

20110602禁煙教育・藤戸台小学校

2011年6月2日(木曜日) 禁煙教育・和歌山市立藤戸台小学校

今年4月に開校した和歌山市立藤戸台小学校で禁煙授業をしてきました。開校したばかりで、5月に開校記念式典がされたばかりという紀泉山脈の西はしに位置する新しい小学校で、和歌山大学のすぐ近くで、新しい住宅が大規模に開発されている場所にあります。ナビにものっていないようなところなので少し早く出て、迷ってもたどり着きたいと思っていましたが、1時元目(朝の1番)に時間をとってもらっていた関係で、黄色い帽子の小学生が登校する姿が見えたので、そのこたちの行く先をたどって、うまくたどり着けました。校舎も新しく、教室もぴかぴか。先生たちもとてもきびきびとして気持ちよく授業をさせてもらいました。2こま(90分)を予定していただいていたので、時間を余して質問の時間をとり「ちょっと余らせすぎたかな?」と思ったのですが、「たばこはいつ作られたのですか?」「誰が作ったのですか?」「悪いとわかっているのになぜ作るのですか?」「電子たばこは無害なのですってもよいのですか?」など質問攻めで、時間切れになる始末。とても活発な生徒さんたちで、充実した授業ができました。

「たばこをすわないことは仮の目標。それでは本当の目標は?」と問いかけたところ「健康を守ること」とか「命を大切に!」など本当の目標をきちんと答えてくれ、うれしく思いました。この生徒さんたちがいつまでも健康に留意し、命を大切に育っていってほしいと思いました。

午後は大阪へ行き、診療に必要な機械の更新のためにメーカー回りと、会計事務所で資金計画と、健全な医院経営についての話をして「あっ!」と言う間に時間がたってしまいました。近々古くなった機械1台が新しくなります。お通いいただいている患者さんは楽しみにしていてください。

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藤戸台小学校校門

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藤戸台小学校6年生授業風景

2011年06月06日

20110605禁煙科学会・禁煙支援者アドバイザー講座

2011年6月5日(日曜日) 日本禁煙科学会主催 第97回禁煙支援者アドバイザー講座

日本禁煙科学会は「喫煙はニコチン依存症という病気である」だから「病気を治すためにみんなで暖かく支援して行こう」、「禁煙活動は愛の技である」というとても和やかな、暖かい学会です。私も「禁煙支援歯科医師」の認定をもらっています。第97回禁煙支援者アドバイザー講座が和歌山で開催されました。医師、歯科医師、薬剤師、保健師などいろいろの職種の方々が約70~80名参加され、とてもねっしんに講義と質疑が行われていました。ランチョンセミナー(お昼ご飯を食べながら講義をします)で禁煙模擬授業をしてほしいという学会からの要請があり、今回は和歌山で開かれたこともあり、和歌山禁煙教育ボランティアの会から私が模擬授業をさせていただくことになりました。先日(6月2日)に藤戸台小学校で行った授業をそのままさせていただきました。偉い先生方に小学6年生の気分になっていただき授業をしたのですが「和歌山禁煙教育ボランティアの会」の授業はとても充実している」。と本学会理事長の奈良女子大学教授・高橋 裕子先生からお褒めをいただきました。皆さん昼ごはんを食べながらなのにとても熱心に聞いてくれてうれしく思いました。写真は講義風景です(私の分は自分で撮影できず、カメラに入っていないので残念ながらありません)。

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和歌山赤十字医療センターの池上先生(禁煙外来担当)の講義風景。

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本学会理事長・高橋裕子先生の講義風景。

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質問に誠実に答えておられた高橋先生。

2011年06月15日

20110614 歯科材料

2011年6月14日(火曜日) 歯科材料

私たちが患者さんのために使用する材料は材質その他の点でできるだけ良質のものを使いたいと考え、文献その他の資料でよく選んで使っています。今日ご紹介するのは「コンポジットレジン」といえわれるもので、マイクロメータ(ミクロン)サイズのセラミック粒子を特別の波長の光で固まる高分子の化合物で包み込んだものです。昔は「アマルガム」という銀と水銀を練り合わせたものを歯につめていました。これもとてもよい材料で、30年以上前に私の父親が治療してつめたものがいまだにそのままお使いいただいているケースもあります。しかし、最近は水銀を含んだ合金(無機水銀なので問題はないはずですが)はあまり好まれない傾向があり、新たに歯と接着する材料が開発されました。コンポジットレジンは今でこそ普通に使われますが、私が和歌山に帰った28年前から使い始めましたが、そのころはまだほとんどの歯科医師が使っていませんでした。今日見ていただく写真に写っているのはコンポジットレジンと、それを詰めるための’ガン(充填器)’と光で固めるための光重合器です。これはイボクラール社といってリヒテンシュタインという小さな国(スイスとオーストリアの間にある小さな国で、インスブルックオリンピックが開かれたところです)で作られたものです。コンポジットレジンはいろいろな国のいろいろな会社で作られていますが、私はこれが一番よいと思って使っています(最近国産の中にもこれと同等のものが開発されています)。私が使い始めた何年か後にアメリカ歯科医師会の機関紙(JADA)という雑誌(よい論文が掲載されます)にアラバマ大学で5年間に充填した各メーカーの材料を比較した結果が出ましたが、イボクラール社のものが最もよい成績でした。このように、他の材料も含め、現在私たちが手に入れることができる材料で、できるだけ患者さんのためによいと思われるものを選択して治療に使っています。

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写真をクリックすると、当医院の使用器機が、拡大されます。

2011年06月18日

20110616オーストラリアからの患者さん・続き

2011年6月17日(金曜日) オーストラリアからの患者さん・続き

先日(5月)に和歌山出身で、オーストラリアで永住されているフェルト作家の女性について書きました。その方の和歌山在住の妹さんがいらっしゃいました。お姉さんが「診ておいてもらったほうがよいよ!」と言ってくれたとのことでした。ところで「お姉さんがこられるきっかけは?」と聞いたところ、その妹さんはお店をしておられ、お客さんで有田から私たちの診療室へ歯科治療のために通っている人がいるので「どうして和歌山まで治療に?」と聞いたところ「悪い歯を治療して残してくれるから」とお答えになられ、それが記憶に残っていたので、オーストラリアでお姉さんが「4本の歯を抜かないといけない」といったときに思い出して紹介してくれたそうです。「その後お姉さんはなんと言っていますか?」と聞いたところ、「ずいぶん前から(今年のはじめごろ)痛くてかめなかったのですが、抜かなければならないといわれたので、我慢してそのままになっていた」とのことでした。「まだほんの少し痛いですが、食事は普通にできるようになった」と言っています。と話してくれました。

有田から通ってくださっている患者さんとは、25~6年前に私が和歌山に帰ってまもなく来院され、左上6番(第1大臼歯)の歯が悪くなり、どうしても残せなかったので、下顎の8番(親知らず)を左上に歯の移植をした方です。その後その歯がちゃんとつき普通に食事ができています。結婚して有田へ行きましたが、今もきっちりと定期健診を受けてくれています。このように、ご自分の歯が残り、その歯でしっかり食事ができて喜んでいただき、家庭も、社会も明るくなるのが私たちのつとめと考えています。

これからも歯を残すことを心がけ、しっかり食事ができて、高齢になっても身の回りのことがご自分でできる人を増やしたく思っています。

2011年06月22日

20110622邦楽ユニット「HIDE-HIDE」(ヒデ・ヒデ)

2011年6月7日(火曜日) 新聞記事 文化欄

日本経済新聞の夕刊に現代邦楽のユニットが紹介されました。 「HIDE-HIDE」(ヒデ・ヒデ)のユニットの石垣秀樹は私(院長)の甥になります。東京芸大を卒業後、都山流尺八の師範になり、古曲をする一方で現代邦楽にも挑戦。その後、記事に紹介されたようにロックとポップスを融合したサウンドを奏でる一方、チャイコフスキー、ラフマニノフ、ヘンデルなどの曲にも挑戦し、昨年3月ロシアのサンクトペテルブルクで開かれた国際音楽コンクールで優勝しました。その後、他のユニットと一緒にフランスのモンサンミッシェル修道院の中で演奏して好評を博しました(これはBSの2時間番組で放映)。このように、日本音楽から西洋へ飛び立とうとしています。まだまだこれからですが、興味の尾ありの方はご注目ください。

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記事をクリックすると拡大して読めます。

2011年06月26日

20110625寿長生の郷・花

2011年6月25日(土曜日) 滋賀県大津市にある 寿長生の郷で花を撮影してきました。

叶匠寿庵というお菓子屋さんがご自分の製品に必要な原材料を栽培するためにおつくりになったのだと思います。約60、000坪の敷地に畑や古民家を移築したような建物を配置し、山の斜面に自然に自生する花や木々をきれいに整備した、とてものどかでゆったりした場所で、6月下旬には梅の木に実がたくさんなっており、それを実際に収穫させてくれ、持ち帰らせてくれる催しもあります。私は笹ゆりを期待したのですが、1週間遅く、全部かれていて残念でした。本日はアジサイを見ていただきます。

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20110628医院見学

2011年6月28日(火曜日) 大阪から歯科医院の事務長と歯科衛生士の方。その方々をご紹介してくれた方を含め3名が当院の診療とそのシステムを見学に来てくれました。以前お越しになった歯科医院のスタッフです。予防歯科をもっと充実させたいという希望があり、口腔内写真の撮影方法を中心に、予防歯科に何がもっとも大切であるかなどについてお話をし、診療室を見ていただきました。患者さんが「ニコニコしながら入ってくる」と驚いておられましたが、私たちにとってはごく当たり前のことだったので、少し意外な感じを持ちました。帰り道ここへ連れてきてくれた方に「私たちこんなところで働きたいな!」と言っておられたそうです。どの診療室にもよいところがたくさんあります。短時間ではよいところだけが目立つのだと思います。私たちは、そのようなよい点は伸ばしていきたく思います。しかし、気がついていないところは直して行きたいとも思っています。お気づきの点がありましたら紙に書いて待合室の「目安箱」にお入れください。改善できるところから改めていきたく思っています。よろしくお願いいたします。

 

 

 

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