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2015年06月 アーカイブ

2015年06月03日

過去の執筆活動

当医院は、診療室に技工室(被せ物や入れ歯を作る)を併設しています。今回は過去に書籍を出版した際に新聞で紹介された記事を掲載いたします。

紹介

<読売新聞2000年9月30日 夕刊より 「ひと 人抄」 抜粋>
「 テンプレート 」と呼ばれるマウスピースのような器具を口にはめて歯のかみ合わせを正し、頭痛や腰痛、肩こりなどの症状を改善する テンプレート療法の研究会で副会長を務める 和歌山市の歯科医、玉置敬一さん らが「歯のかみ合わせと病気 ―テンプレート療法 の理論と効果」産能大出版部を出版した。口の周り、そしゃくをつかさどる三叉神経からの情報を変えると 運動神経や自律神経からの情報も変化する。合成樹脂製のこの器具を使えば、あごの筋肉が伸びて姿勢がよくなり、三叉神経に好影響を与えるという。本には、症状が軽くなったと喜ぶ何人もの患者の声が紹介 研究会には、全国の歯科、内科、麻酔科の医師ら約120人が参加。大阪、東京でセミナーを定期的に開き、療法の普及に取り組んでいる。玉置さんは、「詰めて、かぶせて、抜いて といった治療の歯科から全身の健康を守る予防の歯科へ、歯科医学は大きく変わろう としている。高齢者の健康問題の解決にも、口腔領域の治療は欠かせない」と話している。

目次


第1章 歯のかみ合わせってなに
第2章 歯のかみ合わせの異常とは
第3章 歯のかみ合わせの異常に対する対策
第4章 テンプレート療法とは何か
第5章 テンプレート療法の実際
第6章 何故テンプレートに有効性があるのか
第7章 スポーツと歯のかみ合わせ
付章 テンプレート療法に関心をもたれた方に
前原 潔編著 産能大学出版部
2000年8月発行 価格:1800円

詳細

かみ合わせを正すと病気が治る。たけしの「万物創世紀」で大きな反響を呼んだテンプレート療法とは。その理論と具体的方法、驚異的な効果を示す。

芸能人だけじゃなくて、スポーツ選手も歯が命!

「芸能人は歯が命」。以前、そんながあったが、芸能人だけでなくスポーツ選手にとっても歯の健康は重要な問題だ。フルスイングや全力投球をする際、瞬発力が要求されるプロ野球の場合もそうである。かつて“世界の本塁打王”巨人の王貞治選手はシーズンオフになると、歯の治療に追われた。代名詞だった一本足打法でスイングすると相当な力が奥歯にかかるためだ。
最近の例では、広島カープの野村謙二郎選手が球団から1994年の秋季キャンプへの参加を免除されて、奥歯の虫歯治療に専念したケースがあった。歯のかみ合わせがよくなり、インパクトの瞬間に力を集中できるようになったという。
同じ時期に打撃フォームも改造。翌95年のシーズンには、16本が最高だった本塁打を32本と倍増させたばかりか、日本のプロ野球で史上6人目の打率3割、30本塁打、30盗塁の快挙まで達成している。
昨年限りで引退した元近鉄のカズ山本山本和範選手は、“テンプレート”と呼ばれるマウスピースに似たアクリル製装具の使用で腰痛を解消した。若いころ二度も球団からクビを宣告され、一時バッティングセンターの仕事で生計を立てたことさえある苦労人の山本。その度に他球団に拾われて42歳まで現役をつづけ、ダイエー時代には2億円プレーヤーとなった陰にはこの治療法があった。
なお、ここで取り上げたのプロ野球選手ばかりだがテンプレート装着でハンデがシングルになったというアマチュアゴルファーもいる。「それなら自分も」と思う人もいるだろうが、本人の腕前がその前提にあるのは言うまでもない。実際の治療は体質や体型の個人差もあるために一様ではないが専門医に相談する価値はありそうだ。テンプレート療法の手引としては、『歯のかみ合わせと病気』(前原潔編著、産能大学出版刊)が詳しい。前原氏が代表を務めるテンプレート研究会本部(℡ 06-6308-3304)に問い合わせれば研究会に所属する最寄りの専門医を紹介してくれる。
フリージャーナリスト
金井良寿 Yoshihisa Kanei

いかがででしたか?みなさまのお口の健康が保たれるよう出来る限りご近所の歯科医院で定期検診を受けてください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

2015年06月10日

雨上がりのアジサイ(2015年06月09日撮影)

和歌山城の中に「鶴の谷」というところがあります(もみじ渓のすぐ近く)。今年もアジサイがとてもきれいに咲いています。上の写真はアジサイの花が咲いたところです。時間があればぜひ雨上がりに訪れてください。

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伊勢崎賢治先生

2015年05月08日朝日新聞

ちょっと古い記事ですが、皆さんにぜひお読みいただきたいと思いきりぬきました。。

東京外国語大学の教授ですが、アフリカやアフガニスタンのような紛争地で、いがみ合う部族の武装解除に成功した方です。武装解除に成功したのは「日本は70年間戦争をしていない平和国家だから」ということで、伊勢崎先生の話を聞いてくれたようです。日本は「平和国家」のブランドをいつまでも大切にしたいと思います。このような先生のいる日本をもっと大事にしたいと考えます。和歌山に伊勢崎先生の教え子がいらっしゃいます。その方からもお話を伺ったのですが、伊勢崎先生は素晴らしい方のようです。

20150508伊勢崎賢治 1

歯ブラシ選び

歯ブラシを選ぶ基準はいろいろです。一つの意見として参考にしてください。

20150610歯ブラシ選び

2015年06月17日

インプラント

当医院は、診療室に技工室(被せ物や入れ歯を作る)を併設しています。

当医院ではできるだけ歯を削らない、残すという考えの下、常に診療をを行っています。当医院では、インプラント治療は行いません。


口腔の健康を守り、健康な生活を送るためには、今ある自分の歯を大切にすることが基本です。

1)しかし、事故やその他の原因で歯がなくなり、インプラントが必要になる場合があります。

2)インプラントは現在とてもよく研究され、ずいぶんよくなってきています。初期に比べていろいろな基礎的学問も、臨床の知見も増えました。とても快適に噛めるケースが増えています。

3)しかし、『骨の中に異物を入れる』状態になります。これは大変なことなので、よく検討なさってからなさるようおすすめします。

いかがででしたか?みなさまのお口の健康が保たれるよう出来る限りご近所の歯科医院で定期検診を受けてください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

インプラント2

インプラントをする前に

当医院は、診療室に技工室(被せ物や入れ歯を作る)を併設しています。

当医院ではできるだけ歯を削らない、残すという考えの下、常に診療をを行っています。当医院では、インプラント治療は行いません。

1)
なぜ、歯が無くなったのでしょうか?

事故で歯を亡くしたのでしょうか?あるいは、う蝕虫歯)や歯周病歯槽膿漏)で歯を無くしたのでしょうか? 歯の無くなり方で、残された骨の状態が違います。これはインプラントをするときにとても大切なことです。
また、ご両親からいただいた天然の歯はとてもよい材質で、すばらしい作り方で作られています。その歯が無くなるのですから、もし、う蝕虫歯)や歯周病歯槽膿漏)でなくなったのなら、口の環境が病気にかかりやすいと考えられます。その場合、安易にインプラントをすると、天然の歯よりも不十分な状態で入るのですから、よほどブラッシングをはじめとするメインテナンスが十分にできなければなりません。

2)
あごの機能に問題はありませんか?

歯がなくなる原因の一つに、あごの機能不全が関係する場合があります。そのような検査も十分されてから、インプラントをするかどうか決めるようにしましょう。

3)
上下のあごの関係は正常ですか?

上下のあごの位置関係も調べる必要があります。正常な関係でない場合、審美的にきれいにならなかったり、機能的に満足できない場合があります。先に関係をよく調べてもらってからインプラントをするかどうか考えるようにしましょう。

4)
インプラントを植立する場所に骨は十分ありますか?

あごの骨の密度、厚み、高さなど骨の状態を十分把握しておかないと、入れたインプラントが十分機能しないことがあります。長く持たないことも考えられます。実際にインプラントをする前に検査で把握しておくことが必要です。

5)
血液性状を含む全身の状態は正常ですか?

貧血や血液の疾患、また、内臓関係に問題がある場合は手術に差し支える場合があります。前もって十分な検査をするようにしましょう。

6)
後々、ブラッシングを含む十分なメインテナンスができますか?

ご両親からもらった、とてもよくできたご自分の歯でも悪くなるのですから、歯ブラシやメインテナンスができなければ、インプラントは機能しなかったり、長く持たないことがあります。また、身体が不自由になったときに面倒を見てくれる歯科医師やヘルパー、あるいはご家族が必要になります。それら将来のことも頭に入れておかれるとよいと思います。

7)
煙草を吸っておられる方は、禁煙してください。

喫煙者はインプラントは、できません。

8)
そのインプラントがダメになった時どうしますか?

今入れてもらったインプラントがダメになったとき、その部分の骨はそのままインプラントをすることができない状態になると考えられます。その時にどうするかについても十分検討しておいてください。骨を再生する手術をするのか、あるいはその時にはブリッジ義歯などでするのかについても考えておかれるとよいと思います。

インプラントをお考えの方は、きちんと診断していただき、各メリット、デメリットと説明していただける歯科医院に受診ください。当医院でもセカンドオピニオンとして、適切に診察させていただきます。

いかがででしたか?みなさまのお口の健康が保たれるよう出来る限りご近所の歯科医院で定期検診を受けてください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

2015年06月27日

2015年06月27日第62回近畿学校保健学会

6月下旬奈良女子で表記の学会が開催されました。小学校、中学校、高等学校の学校医、養護教諭などの学会で、いろいろな演題がっだされていました。わたくしは和歌山市での禁煙教育について一般演題で発表させてもらいました。和歌山工業高等学校の奥田先生や奈良女子大学からも禁煙に関する演題が出されていました。特別公演は会長講演(ランチョン)の高橋先生のご講演、ためしてガッテンの元プロデューサ北折氏の「伝えることと伝わること」それに、前岡山大学歯学部行使で現在モンゴル大学の教授をなさっている岡崎先生。いずれも大変面白いためになる講演で満喫しました。

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