2013年8月22日(木曜日) ライフステージ別のフッ化物応用 神奈川歯科大学 木本一成准教授
当院では以前からフッ化物を使った予防歯科を行ってきました。フッ化物洗口は大変効果のある予防処置でありますが、学校で一斉に定期的に行うこともさらに効果があります。しかし、日本では新潟県ほかでわずかに行われていただけで、全国的には世界の趨勢からずいぶん遅れていました。厚生労働省はやっとこれから本腰を入れて取り組みだしたところです。和歌山県も福祉保健部健康局 健康推進課を中心に歯科医師会も一緒になってこれから取り組むところです。和歌山県内には以前から熱心な開業医がいたのですが、組織としてはなかなか取り組めないでいたのですが、これから急速に普及すると思われます。
この日は健康推進課と歯科医師会の主催で、神奈川歯科大学・大学院・歯学研究科・口腔衛生学講座・准教授 木本一成先生を迎えて、教育委員会、校長先生、養護教諭、歯科衛生士、保健師、歯科医師を対象に講演会を開きました。会場が満杯で、机を追加するくらい盛況で、講演後の質疑も大変活発で時間をオーバーしました。
講演風景