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2009年08月 アーカイブ

2009年08月08日

20090808東京でのボランティア診療

2009年8月8日~9日 東京でのテンプレートボランティア診療

久しぶりの東京での診療。
難病を抱えている患者さんの症状がよくなっていることが何にも代えがたい喜びです。
医学が進歩しても、まだまだわからないことの方が多い病気。その中で、難病を抱えておられる方々は大変苦労されています。また、難病ではないのですが、「頭痛がある、むち打ちの症状が改善しない」から始まり、かろうじて日常生活はできているが、いろいろ不定愁訴がある。といういろいろお困りで、考えられる医療機関を探し歩いている方々がいらっしゃいます。そのような方の中にかみ合わせを変えると症状が改善される方がいらっしゃいます。なかには「劇的に(患者さんの表現)」変化する人もいらっしゃいます。世界的に、大学の中で医学部と歯学部が分かれ、それぞれに体を見ているために、歯科と医科の間で苦しんでいる方がいらっしゃるようです。今後も研究を続けていきたく思っています。
 
写真1は以前にも登場していただいたT.S.さんです。
久しぶりにお会いしましたが、とてもお元気になられ、頭痛などがとても軽くなり「テンプレートがないと・・・・・」といってくれました。ちなみに、このブログを東京でお読みいただいている方も多いので、ラジオで「日本放送」の日曜朝9時から12時の番組に出ておられます。とてもすてきな女性なので、是非一度番組を聴いてください。和歌山放送を聴ける地域の方は、月曜から金曜午後4時30分から40分の「どうですか音楽」という番組をしておられます。是非お聞きいただければと思います。新保さん1.jpg新保さんと私.jpg
写真1 T.S.さん             写真2 余禄で・・・・・

2009年08月09日

2009年8月9日東京テンプレート研究会

2009/08/09東京ボランティア診療-2

2009年8月9日(日曜日) テンプレート研究会東京診療所ボランティア診療-2

この日もたくさんの患者さんが来られました。
写真3は 交通事故で首から下が動かなくなり、筋肉の拘縮が強く手の指も他の大人が開こうとしても開けなかった患者さんです。いろいろな治療を試みていたのですが、どれも思わしい改善がなく困っていました。ご縁があってテンプレート研究会に来られました。口を開けるのも大変で、食事もとても困っていました。最初はテンプレートなどとても入る状態ではなかったのですが、少しずつ口を開けられるようにして、印象(型どり)をし、やっとテンプレートを入れた患者さんです。電動車いすをかすかに動く手でハンドルを動かすのですが、とても危ないのでお父さんがいつもついて、細かいところは後ろから動かしていました。1年半ほどになると思いますが、私は久しぶりにお会いしたのですが、今回お一人で来られ、顔つきも全くよくなり、ご本人も「とても楽になりました」といってくれたので本当にうれしく思いました。テンプレートを入れるのも全く困難を感じることなくスムースに入れられます。顎関節の動きもとてもよくなっていました。正面から写真を撮ることもOKだったのですが、一応横顔をのせさせていただきました。.交通事故患者1.jpg
写真3 交通事故症例

写真4は本日初めてのケースで、手の指のしびれと手首に力が入らないのでお困りの方です。かみ合わせがとても深く(低位咬合)かみ合わせに問題があると思えるケースです。そのことが影響しているかどうかは経過を見ないとわかりませんが、顎の位置を正しくすることがとても大切と思える方です。遠く盛岡からお越しいただきました。
沼宮内さん1.jpg
写真4。低位咬合のケース

このように、かみ合わせが狂うととても大変な状況になられる方がいらっしゃいます。皆さんの健康が早く改善されるようにお祈りしながらボランティアの診療をさせていただいています。

20090808東京テンプレート研究会余談

2009年8月8日(土曜日) テンプレート研究会の診療をおわり、地下鉄に乗りました。「いやに浴衣姿の若者が多いな」と感じながら、車両の奥の座席に座ったとたん朝5時起きの眠気が襲い、大きな船をこいでいました(「がくん」と何度もなってその都度「船をこいでいたのだ・・・」と気がつきすぐ寝てしまいました)。次に目が覚めると「次はかちどき橋~。かちどき橋~。」すっかり乗り過ごし、大慌てで大きな荷物を手に持って扉の方に近づこうとすると若い女性が「慌てなくてもみんな降りると思いますよ!!」何のことかわからずにたっていると、本当に全員下車しました。「東京湾大花火祭」とかで、本当に大変な人手でした。ホテルに入っても腹に響く重低音で落ち着かず、のこのこと出かけると大きな会場は満員で入場制限、仕方なくもっと遠いところまで歩くとここもいっぱいでしたが、とにかく一番後ろに潜り込み、肩にしていたカメラでシャッターを切りました。花火もほとんどおわりに近く、三脚もなく、花火写真の知識もなく、とにかく撮った写真を添付します。実物の花火はとてもすばらしく、日本人には堪えられません。それと、きれいな花火が打ち上がると、みんなが感嘆の声を上げ、自然に大きな拍手がわき起こる様は圧巻でした。「こんなみんなだったら争いも起こらないのにな~」と思いながら見ていました。

20090808花火3.jpg20090808花火2.jpg

2009年08月10日

20090809富士山

2009年8月9日(日曜日) 東京のテンプレート研究会は患者さんがとても良くなってくれており、特に感激したのは、神田時代(お茶の水の近くで診療していた時代がありました。約20年くらい前の話)の患者さんが「それ以来ずっと調子が良かったのですが、最近調子が悪く「テンプレート」を思い出して調整に来ました」と言って使い古したテンプレートを出してくれました。調整すると「これでまた調子が回復しそうです」とうれしそうなお顔で帰って行かれました。古い古いカルテの患者さんがこのように訪ねてくれるのでうれしく思います。「これだからボランティアはやめられない!」という感じです。

さて、帰ろうと思い着替えていると新宿はゲリラ雨!大変.大変。と気を引き締めて傘を半開きにして外に出ると「ぴたっ!!」と雨が上がり、品川駅へ。品川で新幹線に乗るときには あつい あつい 雲が低くたれており、「今日は富士山は美顔を隠されたままだな!」と思って乗り込みました。小田原を過ぎ、次第に近景の緑が見えてきました。そのうちに遠くに富士山が見えるようになるとだんだん頭が見えるようになり「これでシャッターが切れる」といさんでカメラを出して、何枚か写真を撮りました。走っている新幹線の中からなので・・・・・・・・・(点々点は「不出来はご容赦」と言っているようです)。新幹線で眠っていた方はすみませんでした。シャッター音がうるさかったのではないでしょうか?

20090809富士山2.jpg20090809富士山3.jpg20090809富士山1.jpg

 

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