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第9回講座 口臭 Ⅱ

 

別のサイトで依頼を受け投稿した記事を何回かに分けて、載せています。

ご興味のある方はお読みください

 

1.臭いの測定方法
1)官能的口臭測定法
これは、患者さんに3分間、鼻で呼吸し、口を閉じてもらい、時間が来れば、息を止めたまま開口。
開いた口の間に術者の鼻を近づけ、口の中のガスを吸い込んで臭いの種類と強さを判定します。
2)機械的
口臭測定法

機器の名称
測定する臭い

MS-ハリメータブレストロン
揮発性硫黄化合物

オーラルクロマ
硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイド

アテイン
アンモニア

BBチェッカー
揮発性硫黄化合物、揮発性窒素化合物、有機酸、アルコール類を含む、その他の悪臭ガス成分


2.臭いを消す方法 Ⅰ
臭いを消す方法は、臭いを出さないようにすることです。
1)常に口の中を清潔にすること。
2)水分を常に補給したり、身体を動かして緊張を取るなど、唾液が出やすい状態を作ること。
3)口の中の嫌気性菌が増えにくい環境を作ること。
4)舌や、口の中の筋肉を緊張させないこと。お話をしたり、発声練習をしたり、口の中に酸素を取り込むようにすること。
5)口腔粘膜が剥離するような、化学合成の歯磨き剤などを使って、舌や歯をごしごし磨かないようにすること。
6)便秘症などの治療を受け、腸内にガスがたまりにくい状態を作ること。
7)自己免疫疾患などがある場合、その治療を受けて、医師の指導のもとできっちりとコントロールしてもらうこと。
3.臭いを消す方法 Ⅱ
1)市販されている臭いを消す薬剤などには、他の臭いで、口臭を紛らわせることを目的としたものがあります。できれば、口臭の発生原因をしっかりと突き止めて、根本的に治療されることをお薦めします。
2)そのために、検査機器をそろえて、できるだけ多くの患者さんの悩みを解消しようとしている口臭治療のグループがあります。
4.自臭症
1)病院や、歯科医院で口臭を測定してもらっても、臭いの測定ができない人がいます。これは、測定時は口臭がないのですが、条件がそろうと口臭が出ると考えられます。
2)そのような条件を検討して診察してもらえる口臭治療をお受けください。
5.エクササイズ
本田俊一先生の速効エクササイズを紹介します。一度試してみてください。
honndasiki
6.如何でしたか?
口臭治療は現在ずいぶん新しい方法が考えられてきています。
お一人で悩まずに、まず信頼できる歯科医師にご相談ください。

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2013年08月07日 08:44に投稿されたエントリーのページです。

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