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2011年07月 アーカイブ

2011年07月01日

20110625岡虎の尾

2011年06月25日(土曜日)

滋賀県大津市にある寿長生の郷 第2弾

岡虎の尾の花が満開でした。(岡虎の尾: サクラソウ科の多年草。山野に生え、高さ0.6~1メートル。地下茎で繁殖し、葉は長楕円形で両端がとがる。夏、茎の頂に、白色の小花が集まって尾状に咲く。とらのお)

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2011年07月03日

20110703天満天神繁昌亭支配人・恩田雅和氏

2011年07月03日(日曜日) 天満天神繁昌亭支配人

天満天神繁昌亭支配人 恩田 雅和氏のお話を聞く機会がありました。和歌山放送で32年間のお勤めの後、繁昌亭が完成した約半年後に支配人に就任され、現在の隆盛を築いてきた方です。お話も面白く、上方落語と天満の関係や天満ゆかりの人たちについて、また、上方落語が落語の発祥であり江戸落語より古いこと。そのほか見台、ひざ隠し、小拍子は上方独特のものであること。上方は大道芸から出発し、東京は座敷芸からの出発など、とても面白い話の連続で、時間を忘れて聞きほれました。医学的には、笑いは免疫機能を上げることが知られています。免疫系はとても複雑で、単純な話ではないのですが、1920年代に大阪の大阪大学の刀根山病院という結核専門病院で、患者さんのご家族にうれしいことがあると病状がよくなり、ご不幸があると悪化する。という報告がされています。それ以後自律神経系と免疫については、世界的に研究に手をつけては研究費が続かないことが続き、ほとんどの研究者が途中であきらめてきた研究テーマでした(これには免疫専門の研究者から「末梢で完結できることに中枢が関係するはずがない」という無理解もありました)。日本では九州大学で心療内科を開設された池見酉次郎先生の研究成果が評価されています。最近は臨床的にもデータも多く出始めています。今後きっと日本の笑い芸が注目されてくると思います。繁昌亭に出ている落語家たちの芸も、内容もとても充実しており、恩田支配人が苦労して出演者を選び、さらに充実させようとされているのが感じられました。繁昌亭は年中無休で昼、夜席(時には朝も)をかけています(前売り券で2,000円くらいです)。落語が好きな人も、あまり関心がない人も、時間があればぜひ一度行かれることをお勧めします。

2011年07月08日

20110707 新しい治療用チェアー

2011年7月7日(木曜日) 新しい治療用チェアー

今日は大忙しの日でした。小学校の授業を2校。中学校を1校。授業をしている間に、歯科器具メーカーとディーラーの人にお願いして、17年使った治療用チェアーを入れ替えてもらいました。いろいろなメーカーのチェアーを見て回り、その中から、患者さんに一番よいと思うチェアーを選びました。とてもよいもので、きっと患者さんには気に入ってもらえると思います。予防に力を入れながら、このように機械を更新するのは大変なことですが「患者さんの歯をのこすためにはなにがもっとも大切か」と言うことを常に考えながら、機械器具の更新もしてゆきたいと思っています。

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2011年07月09日

20110707-1 東山東小学校禁煙教育

2011年07月07日(木曜日) 東山東小学校6年生禁煙教育

今日は診療は休診日でしたが、忙しく授業に行きました。まず、1時限目8時55分から東山東小学校6年生の授業に行きました。みんな熱心に聞いてくれ、とても授業がやりやすかったです。それに、そろばんを習っている生徒さんが多いようで「1日420円のたばこを一箱(20本)吸っている人は1年(365日)でいくら使っているでしょうか?」と聞いたところ、即座に答えてくれました。暗算の得意な子が何人も手を上げてくれていました。後で先生に伺うと、そろばん教室や書道教室に通っている子が多いようで、教育熱心な地域のようでした。パソコンや電卓がいくら発達しても、人間の能力の開発には「読み、書き、そろばん」が基本になると改めて思いました。担任の先生も最後に「たばこをやめるのは大変だから、君たちは絶対に最初の1本に手をつけないように!!」と言ってくれました。

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「ほら」だけでなく、フルートも吹いて「どうして音が出るのかな?」と聞いて、呼吸器について考えてもらいました。

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1年のたばこ代で、MacBook Pro1台買えるよ!と言っているところ。

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「iPad なら3台買えるよ!」と言うととても大きい反応がありました。iPad はみんな大きな関心があるようでした。

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担任の先生もご自分の経験から「君たちは絶対に吸わないように!」とてもよいお話をしてくれました。

 

 

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20110707-2 楠見東小学校 3年生 禁煙教育

2011年07月07日(木曜日) 楠見東小学校3年生禁煙教育

七夕の日先ほどの東山東小学校の授業が終わりすぐに楠見東小学校の3年生の授業に行きました。ここのせいとさん方もまじめで、熱心に聞いてくれました。中には「タールって何かな?」と聞くと、「アスファルトの材料」とか「アンモニアはみんなのどこにあるかな?」と聞くと「おしっこ」とか、なかなか博学の子がいました。3年生では無理かな?と思うようなこともちゃんと答えてくれて、とても授業がやりやすかったです。最後には質問もしてくれました。質問で多かったのは「何で作っているのですか?」とか「最初に作ったのは誰ですか?」というようなことでした。

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20110707伏虎中学校 歯磨き指導

2011年07月07日(木曜日) 伏虎中学校 歯磨き指導

学校歯科医をしている伏虎中学校で、和歌山県歯科衛生士専門学校の奥野先生に来てもらい、歯磨き指導をしてもらいました。奥野先生はベテランの専任講師だけあって、話をする内容、スピード、ポイントの置き方などとてもわかりやすく教えてくれ中学校の先生もおっしゃってましたが、今年の1年生は特に静かに聴いてくれて、とても上手に磨いていました。最後に私がみんなに質問をしました「歯1本の値段はいくらぐらいと思いますか?」ほとんどの生徒は「100,000円ぐらい」と答えていました。そこで「インプラントというのを知ってますか?」と聴くとほとんどの生徒さんは知っているようでした。1本の歯のところにインプラントをきっちりしようとすると約50万円かかります。その歯には神経が通っていません。神経を通す技術は今のところありませんが、もしできるとして、1本につきインプラントの10倍以上費用がかかります。どんなに高い費用をかけても神経を戻すことは至難の業です。だから「歯を磨くということは1億6千万円以上の値打ちを守ると言うことです。今日奥野先生から聞いた、歯の話と歯磨きの仕方とは1億6千万円を守るというお話です。みんながんばっては磨きできますか?」と話をすると、みんな神妙な顔をしていました。

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奥野先生の熱心な授業風景

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校長先生も忙しい中授業に参加してくれました。

しゃしんを 

2011年07月17日

20110716富貴蘭、蓮

2011年7月16日(土曜日) 花

スタッフの一人のご主人が富貴蘭をとても上手に育てています。その写真と岩出緑化センターの今年の蓮の写真を添付します。ご笑覧ください。

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2011年07月22日

20110722麻酔がちっとも痛くない’みずき’ちゃん

2011年7月22日(金曜日) 麻酔が平気な’みずき’ちゃん

みずきちゃんは生まれてすぐにお母さんのチェックと一緒に歯科に通っていました(正確にはお腹にいるときから)。それで歯科医院のお姉さんやみんなととても仲良しで、チェックもとても楽しみで、歯科医院に通うのがとっても好きです。今日は、上の乳歯が抜けたのと、下の乳歯がぐらぐら動いてきたので診療に来ました。下の歯のレントゲンを撮ってみるとしたから大人の歯がもう大分出てきていました。それで、麻酔をして歯を抜くことにしました。麻酔は針のない’Syrijet:シリジェット’というので大体のところをして、後は針のある麻酔をしましたが、ちっとも痛くないので’にこにこ’笑顔で歯を抜くことができました。痛くないので治療が大好きです。夏休みなので、あすはおじいちゃん、おばあちゃんのところへ遊びに行くことにしています。このように、歯科医院でいつも歯をきれいにしているとちっとも痛くなく、気持ちがよくなるので通うのがとても楽しみになります。スタッフのみんなと仲良しにしていると、こわくないので何をするのも恐ろしくなくでき、とても簡単に済んでしまいます。みんなこのように痛くなく、気持ちよくなるようにするといいですね!

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2011年07月23日

20110723なでしこおめでとう

2011年07月23日(土曜日) ’なでしこ’ 世界選手権優勝おめでとう

約1週間もたとうとして、「何でいまさら」かもしれませんが、いまだにうれしく、うきうきしてやはり書こうと思いました。ベスト8まで残るだけでもすごかったのですが、その後の戦い方は見ていて本当に惚れ惚れしました。体格も体力も本当に段違いの欧米のチームを相手に、可憐な’なでしこ’たちはかかんにいどみ、見事に優勝しました。優勝戦のアメリカチームとの試合が始まってすぐに「これは勝てる相手ではない」と思い込みました。私には攻められ続けた120分のように見えたのです。それでも最後のPK戦にまで持ち込み、優勝した実力は見上げたものです。

そして、今日本当に書きたかったのは、実はアメリカの選手についてです。そう、あの日本を苦しめ続けた’腕白’ならぬ’ワンバク’選手のことです。試合が終わった後、アメリカの全選手が呆然としている中、日本の選手のところに来て、一人ひとりと握手をしている姿を見て「これはすごい選手だ!」と思いました。しかし、それにとどまらず、表彰式のときに、自分はトロフィーをすでにもらって壇上で待機していたとき、澤選手がたしかMVPのトロフィーをもらって少し脇に寄ったときに、ワンバク選手が澤選手の後ろにそっと寄り添って、澤選手の立ち位置を誘導し、たぶんカメラマンたちが写真を撮りやすいような位置に導いたのだと思います。勝って当然と世界中の多くの人々が思っていたアメリカチーム。その中の最も注目されていた選手。アメリカチームの中でも「最も」気落ちして、がっくりして、茫然自失になってもおかしくない状況の中で、日本選手に近づき、一人ひとりと握手をするというのは並みの選手ではできないと感じました。その上、自分が金色のテープを天辺で浴びるはずであったのに、それを横目で見なければならない気持ちはいかばかりだったでしょうか。しかし、その中で周囲に気を配り、表彰式がよりすばらしくなるような気遣いのできる選手はたぶん男子、女子選手の中でもほとんどいないと思いました。それができたワンバク選手は隠れたMVP選手だと思います(もちろん澤選手のMVPはそれ以上であることは間違いありません)。その意味で私はすばらしい女子サッカーの試合だけでなく、こんなに立派な人間性を持った選手たちが世界の頂点を目指して戦っていたということに今も興奮しています。これからもさらに期待して観戦したいと思いました。

2011年07月24日

20110723Dr.Lee出版記念会

2011年07月23日(土曜日) 韓国順天郷大学教授 Dr.Lee 先生はソウル大学を卒業後、現在の大学で歯科口腔外科学について研究と教育を続けておられる先生です。同大学の脳神経外科学 申教授(病院長も兼務)が私たちの研究会の研究に注目してくださり、交流が始まりました。その後、歯科口腔外科のDr.Lee教授を紹介してくださり、韓国で脳神経外科と歯科口腔外科の共同研究が始まりとても治療効果をあげて、患者さんに喜んでもらっています。そのLee先生が私たちの研究会の会長である前原先生を中心に日本語で書いていた「Quadrant Theorem」の本をもとに今回韓国語で出版されました。Lee先生が額関節学会のために日本にこられたので、その出版を記念して、新大阪でささやかながらお祝いをしました。写真前列左 黄副教授(Lee先生の後輩)、Lee先生、前原会長、会長の妹さん後列は私たち研究会の会員。後列左が通訳をしてくださったAnnさん(九州から駆けつけてくださいました)。今後のことも含めてとても和やかなよい会をもてました。

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2011年07月25日

20110725新聞記事

2011年07月25日(月曜日)

日本経済新聞に 「歯磨きの底力」 が掲載されました。歯磨きは一見誰でもでき、また誰でも行っていると思っているのですが、本当の歯磨きは結構難しく、プラークを本当にきれいにするには歯科医師や歯科衛生士の指導がかかせません。そして、きっちりとした歯磨きができれば、いろいろな面で大きな変化があります。今回は被災地での医療奉仕を中心に書かれています。大切なことなのでぜひお目通しください。

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2011年07月27日

20110726歯磨きの底力

2011年07月26日(火曜日) 新聞記事に「歯磨きの底力」と題して新聞記事が出ました。

以前から当院にお通いの患者さんにはお話をしてい多野でほとんどご存知のことと思います。記事には、歯周病(歯槽膿漏)と全身との関係について書かれていました。特に糖尿病との関係についてですが、そのほか肺炎(誤嚥性肺炎)、心内膜炎、動脈硬化、心筋梗塞、肥満、NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)などについての関係が書かれています。

先日のブログ(23日)に書きました研究会では、このほかに歯が無いままや、顎の位置異常があるまま永い間食事をしている人は「頭痛、肩こり、自己免疫疾患」やそのほかのとんでもない病気にかかっている方がいます。とくに、ご高齢のかたがたで「自律神経失調症」という病名をもらっている方はぜひ口の中をきっちり治療されることをお勧めします。高齢でありながら身の回りのことをご自分でできる方は、たとえ義歯であってもしっかりかんでいる方が多いのが確かめられています。

一方、寝たきりや痴呆の方は歯を粗末にしている方が多いとされています。今までは歯科医院に通うのは「う蝕(虫歯)で歯が痛くなったときだけ」という方が多かったのですが、これからは「若いときからメインテナンスをして、歯を悪くしないように、そして気持ちよく食事ができるように」歯科医院へ通われることをお勧めします。

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