« 2011年07月 | メイン | 2011年09月 » 2011年08月 アーカイブ2011年08月02日20110731紀州歯学セミナー20110731磯ノ浦海水浴場2011年08月10日20110807ぶんだら祭り2011年8月6日(土曜日) ぶんだら祭り 毎年恒例の「ぶんだら祭り」が今年も開催されました。 和歌山城を中心にみんな元気に踊っていました。祭りには’神事’の一面と、娯楽が無かった時代の庶民の楽しみ、それに今回東北の災害の際にどなたかが指摘していましたが「災害時の地域集団の行動訓練の一面がある」とのことで、日本の伝統行事とは本当によく考えられ、練り上げられたもので、娯楽の方法が変わっても、忘れてはいけない大切なことだと思いました。「温故知新」新しいことを探し見つけ活用していくことも大切ですが、伝統的なものは大切に温存していく姿勢が本当に必要だと思いました。 今回踊り手のみんなが汗を流して手を上げ、足を上げ、はねている姿を見てこちらまで楽しくなってきました。夕方日が沈む直前の少しの時間だけでしたが、こちらまで楽しくなってきました。それで思い出したのですが、昔、和歌山市内に市電(路面電車)が走っていたころ、花電車が走り、天満宮から砂の丸まで「和歌祭り」の行列が延々続き、弁当を広げて沿道に座り込み、眺めるのが楽しみでした。 神輿をはじめ、鎧兜、毛やり、その他いろいろなしつらえがあったのですが、それらを使いこなす技術とともにぜひ保存していってもらいたいと思いました。地域の活性化には大変役立つと思います。 目立つバルーンの数が増えたように思いました。 おっさん連中もがんばって踊っていました。「後のビールが美味かった?」 銀行のギャル神輿は華やかで沿道の注目を集めていました。 花王の連ではシャボン玉を出しながら踊っていました。 各写真をクリックすると、拡大されます。 2011年08月24日20110824予防歯科と人生に前向きな患者さん2011年8月24日(水曜日) 予防歯科と人生に前向きな患者TTさん 紹介されて今年に入ってこられた患者さんで、粉河(紀ノ川筋の和歌山と高野山のふもとの橋本との中間ぐらいのところです)から通っていただいています。 昨年大きな病気を患い、東京まで治療に行き、そのときに東京の有名な歯科医を紹介されて口の中も治療してこられた患者さんです。最初は私たちの「予防」を中心とした歯科がもうひとつわかりにくかったようですが、次第に理解してくださり、現在では毎週に約1時間かけて治療に来てくれています。昨日(23日火曜日)いらっしゃったときに、写真と、コピーをした本を見せてくれました。 「今年8月5日から7日の3日間、高野山大学の夏季大学に出席した」とのこと。プログラムを見せてもらうと在神戸・大阪インド総領事で作家であるVikas Swarupさん。神戸女学院大学の名誉教授。高野山大学の先生方、昨年日本人に感動を与えた「はやぶさ」のチームリーダー 川口淳一郎教授、東レ経営研究所特別顧問、写真家、吉本芸能の漫才師宮川花子さんなど、すばらしい講師陣の夏季大学です。3日間出席され、やはり病気になられ現在は芸能界に復帰されている宮川花子とも「大きな病を克服したもの同士で前向きな素敵な話ができた」と喜んでおられました。いただいた写真は、受講生の右総代でTTさんが修了証書(って言うんでしょうか?)を受け取っているところです。現在60数歳すばらしい人生を歩んでおられます。治療にこられたときにお話いただく一言一言がとても含蓄が深く、楽しみながら治療をさせてもらっています。 終了式の風景、教科書とプログラムのコピーを添付します。 終了式で修了証書を代表でTTさんがもらっているところ。 夏季大学教科書表紙 夏季大学カリキュラム 写真をクリックすると、拡大します。 2011年08月31日20110827 抄読会2011年8月27日28日(土曜日、日曜日) 抄読会 かつて大学で教えていた当時の同僚たちと、30年近くたった今も毎年1回どこかで集まり、思いおもいの文献を持ち寄り抄読会を行っています。今年滋賀県大津市の下阪本で行いました。当時の教育スタッフばかりではなく研修生もその後指導医となり、長く教えた後、各地で立派に地域医療を行っている姿に接し感慨無量です。「青は藍より出でて藍より青し」とのことわざどおり、みんな本当によく勉強してこちらが教えられることがとても多くなりました。今年も実り多く充実した2日間でした。勉強中と、その後行った琵琶湖バレーの写真を添付します。写真の上でクリックすると大きな写真になります。 みんなでスライドを囲んで話し合っているところ。 現在は富山済生会病院の歯科部長をしており、この会を始めたK先生。もともとは補綴(クラウンやブリッジや義歯を作ったり、咬合学を勉強するところ)が得意だったのですが、現在は歯内療法(神経の穴を治療する学問)にも造詣が深く、摂食嚥下の領域では病院の他科との連携も行い、とてもよく研究している先生です。 琵琶湖バレーの上で息抜き。 写真うをクリックすると、拡大します。 |
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