« 2008年08月 | メイン | 2008年10月 »

2008年09月 アーカイブ

2008年09月08日

20080907加藤武彦先生講演会

2008年09月07日(日曜日)神戸で、横浜でご開業の加藤武彦先生、姫路の三木先生、技工士の山本先生の講演がありました。 総義歯を中心に、「高齢の患者さんに快適に食事をしてもらいたい」と訪問診療も積極的にこなしている先生で、 若い熱心な先生に多くの影響を与えておられます。加藤先生は長く在宅診療で、寝たきりの方が自分で食事をするようになると、 起きてくる方の症例をたくさん紹介してくれました。胃瘻や挿管栄養の患者さんの口腔に食べられる義歯(入れ歯)を入れて、 その方たちが元気になり、自分で身の回りのことができる様子を紹介してくれました。私も在宅診療をずいぶん長くしてきました。 これからもこのような患者さんを増やしていきたいと思
っています。

R0010646 R0010648

加藤先生の熱の入った講演風景。

R0010649_2 R0010638_2

講演後技工士の福山と加藤先生とわたくし。道端の花

2008年09月11日

20080911うれしい報告

2008年9月11日(木曜日) 今週初めに81歳のご婦人が紹介されて来院されました。ご主人が付き添っていました。「口内炎で、 半年ほどお粥以外食べていない」とのこと。お口の中を見せていただくと、小さな義歯(入れ歯)が入っていました。この義歯は、 補綴学で教えられたとおりの作り方ですが、先日神戸で加藤先生の講義の報告(9月7日のブログ)をしましたが、現在、 口の周囲の筋肉を使った印象(型)を取り、筋肉で安定させるように変わってきています。お昼過ぎから夕方まで、ほぼ半日かかって、 技工士とともにきっちりと合う義歯を作りました。できてから、’おかき’を出したところ躊躇しておられました。半年ほどの間”お粥” しか食べていなかったので、無理もないのですが、もう一度「どうぞ」と促すと「ぽり、ぽり」といい音を立てて食べておられ「食べられました」 と喜んでいただきました。

翌日来院されると、ご主人が開口一番「昨晩泣いていましたよ!」と言われたので、そんなに強く当たっていたかったのかな?と 「どきっっ!」としました。すると「みんなと同じ食事ができて、うれしいと喜んで泣いていました」と言っていただいたので「ほっ!」 としました。どんな食事をされたか伺うと「お魚やシイタケ、それにキュウリもいただけました」と言ってくれました。 これから細部の調整をしながら、きっちりと仕上げていきたいと思います。

食事ができるということは本当に大切なことで、これからの時代、みんなおいしく食事ができるようにしていきたいと思っています。

DSC_0015             貴志治療用義歯
術前の小さい義歯     治療用義歯の形

2008年09月15日

20080914東京でボランティアの診療

2008年9月14日(日曜日) 13日と14日の2日間東京でテンプレート研究会のボランティアの診療をしました。 皆さんとても良くなっていて、うれしい報告をしてくれました。そのうちおふたかたの報告を!

1) N.E.さん 昭和22年生まれ、60歳の女性。

主訴: 便秘 それ以外に体の不調は気づいていない。

2008年5月にテンプレートをセット。その後、寝つき、寝起きが良い。大変具合が良いという感想をいただいていました。今月は、 声の伸びが良くなり、大きな会場で話をする機会があったが、みんなはっきりと聞こえたという反応があった。ということで、 呼吸が深くなったような気がする。それに、気分的なものかもしれないが、外反母趾の親指の角度が小さくなった。目が輝いて、 顔の表情が良くなった。とうれしい報告をしていただきました。

2) S.Y.さん 平成2年生まれ、18歳、男性。

主訴: 腰痛、肩こり、集中力なし。

2008年8月にテンプレートをセット。 セット後1カ月ですが、寝心地が良くなり、よく親にマッサージをしてもらっていたのですが、 それが無くなった。と報告してくれました。

このほかにもいろいろ良くなった患者さんがたが喜んでくれました。

診療所のすぐ近くの東京都庁(大きいですね~!)の写真です。

東京都庁

帰りの飛行機から見た富士山

富士山



 

20080914ボランティア診療追加

2008年9月14日(日曜日) 東京でテンプレート研究会のボランティア診療の追加

1か月前にテンプレートを装着した「ニッポン放送」のアナウンサーS.さん 頭痛や肩こりがひどかったのですが、 とても調子が良くなったと言って喜んでくれました。「テンプレート入れていて苦痛じゃないですか?」とお聞きすると、 「これがないと怖くって。もう手放せないです」と答えてくれました。とてもうれしい話です。 その時に一緒に撮った研究会の会長とSさんそして私。

会長、Sさんとわたくし

2008年09月21日

20080920留学生JOEL君が来てくれました

2008年9月20日 WIN(Wakaya International Network)という留学生を受け入れる組織があります。 そこに所属している和歌山大学の大学院に留学中のフィリピンからの留学生(と言っても本国では大学の偉い先生です) JOEL D ANGEL 君が遊びに来てくれました。 飛び級の制度があり、弱冠19歳で大学で物理学を教えていた。という秀才です。 和歌山で小学校や中学校でボランティアの授業をしてくれているとのこと。じゃんけんをしながら楽しんで単語を覚えるようにしたり、 素晴らしい授業のアイデアを披露してくれました。いろいろな刺激を与えてくれていることをきかせてもらい、うれしく思いました。 「物理学をいかに楽しく教えるか」ということを真剣に考えてくれている様子がよくわかりました。JOEL君との2ショットです。 クリックすれば大きくなります。

JOEL君

2008年09月22日

20080922高橋教授和歌山日赤で御講演

2008年9月22日 奈良女子大学の教授で日本禁煙科学会副会長の高橋裕子先生が和歌山日赤医療センターで 「禁煙の向こうに見えるもの」と題して講演がありました。これは、 和歌山日赤が敷地内全面禁煙になったのを機会に10月1日から禁煙治療が保険で行えるようになるのに合わせて企画されたものでした。 日赤ではすでに1度高橋先生からのお話と、もう一度講演会があり、禁煙に関しては3度目の講演でやっと敷地内全面禁煙になりました。 日赤看護大学の講堂が満席になるくらいの盛況で、同席された県庁の佐本課長も「前回とはずいぶん違って、関心が深まったようだ」 とおっしゃって驚いていました。その時の写真で左端が日赤医療センターの呼吸器科で禁煙外来の担当をされている池上先生です。

日赤5人

About 2008年09月

2008年09月にブログ「院長ブログ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2008年08月です。

次のアーカイブは2008年10月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。