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20190421研修会

平成最後の和歌山県歯科医師会研修会

最近歯科治療にいらっしゃる患者さんの中に認知症を患っておられる方が増えてきています。そのような方々も、食べ物を十分咀嚼できる方は病状の進行が遅いことが知られています。これらのことから認知症患者さんの歯科治療は健康寿命を延ばす観点からも大変重要になってきています。

今回ご講演いただいた加藤先生は40年以上在宅歯科診療をしてきて、寝たきりの患者さんが食事をできるようになると、寝たきりでなくなるケースをたくさん症例として示してきています。また、ご一緒に講演してくれた田中先生は歯科大学卒業と同時に加藤先生の診療室で在宅診療を学び、すばらしい義歯(入れ歯)を患者さんに入れていくことで、どんどん元気になる患者さんの様子を見せてくれました。また、ご自分のお母さまを見送った経験から、ご高齢の方が、少々おかしいことを言っても、否定をせず「オウム返しに同じことを繰り返し、同意をすることが肝心」とのお話で、とても愉快なお話をたくさんしてくれました。授業風景を添付しておきます。

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2019年06月26日 11:44に投稿されたエントリーのページです。

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