6年生の生徒さんがたに禁煙授業をしました。
喫煙者のいるご家庭が半数以上います。心配なのは電子たばこや加熱式たばこに変えて吸っているというところで多数の手が上がったことです。いかにもたばこの害が少なくなるような錯覚を起こさせるティザーキャンペーン(広告会社の本体を隠していかにも良いような広告)に引っかかっている喫煙者がいかに多いかを知らされます。為害物質もものによっては決して少なくありません。パイプを吸った後の呼吸から為害物質が吐き出されていることも実証されています。高校生など「害が少ないから」と錯覚してたばこに手を出すきっかけになりやすいことも問題です。タバコを止めにくくなり、加熱式たばこや電子たばこでは物足りなくなり紙巻きたばこに戻ってくることも大変問題です。これが本当に悪いことを周知徹底しないといけないと考えます。米国のある州では全面禁煙にしたところ循環器の疾患が激減したという報告があります。このように医学統計が出るごとに為害作用が実証されています。早く病気の少ない社会にするためにみんなの努力が必要だと思います。