表題の研修会が開催されました。土曜日の午後2時から5時まで。結構厳しい研修です。
日本は高齢社会になり、いろいろな点で改革を迫られています。今までは治療の手が及ばなかった方々にもっと治療の手を差し伸べることでご家族の負担も減らせるような方向へ向けるように厚生労働省もいろいろ苦労されているようです。わたくしも在宅の歯科診療に行かせてもらって感じるのは、介護されている方々の大変さです。食事がきっちりできるようになり、少しでも負担が改善できれば良いと思っています。しかし、口をあいてもらうだけでも思うようにゆかない状態で、どのように治療するかについてはまだまだこれからの部分があります。下段のように2月にも広島の内科医師佐伯先生の講習がありました。さらに、7月には噛める義歯を作って、患者さんを元気にし、寝たきりの方が起き上がれるようにしたり、胃瘻(胃に穴をあけ管を使ってで栄養を医に入れる装置)になった患者さんが噛めるようになってからご自分で食事を噛んでできるようになったり、長年にわたって多くの患者さんから感謝されている横浜の歯科医師 加藤武彦先生にご講演をしてもらっています。このように歯科医師の技術と認識を高齢者に合わせたグレードに上げるようにしています。