喉頭摘出で声帯を失った畑中孝之さんと、1時限目(8時50分~)禁煙授業を行ってきました。畑中さんは53歳の時に喉頭がんになり、その時から声を失いました。その後の人生はとても灰色になりしょげていたのですが「たばこ問題を考える会和歌山」や「禁煙教育ボランティアの会」と縁があり、小学校の授業に行くようになりました。和歌山市内の小学校のほとんどや、紀の川市、岩出市、海南市、泉南地方など、小学校、中学校、高等学校などいろいろな学校で生徒に熱心に「タバコを吸っているときはこんなことになるとは全く考えなかった、とても大変だ。みんなは絶対にたばこに手を出さないように。ニコチン中毒はとても怖く、やめようと思ってもやめられなかった。最初に1本がなければ2本目3本目はない」と懇切丁寧にお話をしてくれます。全国を見てもこれだけ熱心にご自分の体験を語ってくれている人はいません。今回も生徒さん方は真剣に聞いてくれました。