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口臭グッズの利用について

口臭抑制グッズは、使い方によってはとても有効です。

ただし条件があります。生理的口臭が感じられるとき、口臭抑制グッズの使用により精神的安定が図れて、唾液分泌が亢進し、気が付けば口臭のことが気にならなくなるタイプの人には有効です。

口臭抑制グッズを使用してもなお、その後精神的緊張が取れず唾液分泌も回復せず、残留した口臭抑制グッズの為にさらに、増悪した口臭を感じる人は使用を避けたほうがいいです。水分を取るべきです。うがいも避けたほうが良いです。(わずかな唾液を失い、さらなる口腔内乾燥に見舞われます)

さらに、追い討ちをかけるように口臭抑制グッズを使用し悪循環が始まり、ついには、口臭抑制グッズに依存するようになります。

その結果、口腔内粘膜や舌粘膜が過敏になり、熱を持ち口臭は益々悪化し時に、味覚異常に発展する事すらあります。 こうなると、舌表面は荒れて、免疫力や活性が低下し舌苔の付着は慢性化していきます。

また花粉症や鼻炎アレルギーアトピーなどのある人も乱用を避けたほうが良いです。これらの口臭抑制グッズの成分がアレルゲンとなり口腔粘膜も過敏に反応することがあるからです。
口臭抑制グッズは、便利ですが頼る物でもなく根本的な解決になるものでもないことを認識しておかねばなりません。

いかがででしたか?みなさまのお口の健康が保たれるよう出来る限りご近所の歯科医院で定期検診を受けてください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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2016年03月09日 08:27に投稿されたエントリーのページです。

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