医療費控除が使える歯科治療
医療費控除制度は全ての歯科治療に使えるわけではありませんが、成人矯正を除くほとんどの保険外治療に使うことができます。
具体的には以下のものに対して使うことができます。
・保険外のクラウン(被せ物)や入れ歯など
・矯正
・骨移植などの保険外治療
・バスや電車などの交通費(マイカーのガソリン代は除く
・インプラント治療
医療費控除申請を忘れてしまった場合
医療費申請をし忘れてしまった、あるいは医療費控除の制度を知らなかった場合でも、5年以内にさかのぼって申請を行うことができます。
医療費控除のコツ
医療費控除は、所得の多い人が申請したほうがお得になります。
具体的には、夫婦で医療費をまとめている場合には、所得の多いほうが申請を行ったほうがより高い節税効果があるということです。
日本では所得の多い人ほど所得税率が高くなっていますので(超過累進税率)、例えば100万円の医療費を支払って医療費控除を受けた場合、税率10%の場合には10万円の節税効果なのに対し、税率40%の場合には40万円の節税効果があります。