当医院は、診療室に技工室(被せ物や入れ歯を作る)を併設しています。
今回も前回に引き続き診療室内の器材について何回かにわけて紹介してみます。
3月に炭酸ガスレーザーを新たに導入しました。
クリックすると拡大します。
Co2レーザー(炭酸ガスレーザー)
レーザー治療は、外科・脳外科・形成外科・耳鼻咽喉科・眼科・産婦人科・皮膚科などさまざまな医療分野で早くから使用されています。
炭酸ガスレーザーは99%以上水分に吸収されます。
痛みのある部位(炎症を起こしている部位)は水分が多いです。ということは、炭酸ガスレーザーは炎症部位だけに作用し、そこでほとんど吸収されて、他の部位に熱影響を及ぼす可能性がほとんどありません。
妊娠中の方や、高血圧の方、心臓疾患で薬を服用されている方、人工透析されている方でも安心して治療を受けていただくことができます。炭酸ガスレーザーは体にやさしいレーザーなのです。近年、歯科医療の分野においてもレーザー治療が取り入れられるようになりました。
この炭酸ガスレーザーを使用して
1)知覚過敏
2)歯周病の治療補助
3)歯ぐきの黒ずみ(メラニン色素)の除去
4)抜歯後の痛みの緩和
5)口内炎の治療
6)レーザーメス治療
など
もちろんすべての治療がこの機器で出来るわけではありませんが、より最適な治療を助ける機器のひとつとしてこれから使用していきます。
いかがででしたか?
当医院ではより来院される方に最適の治療が安心していただけるよう心がけています。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。