済生会富山病院,前、口腔外科部長の河合宏一先生を迎え、「口腔ケアを主眼とした訪問診療ーー周術期口腔管理の連携も見据えてーー」 と題した講演会が開かれました。当日、意思、歯科医師、歯科衛生士、理学療法士、管理栄養士、小中学校の養護教諭など43名の出席があり、とても興味ある話にみんな興奮気味でした。以下しか連携を実践してきた先生だけに、高齢者を抱える日本の医療の中で歯科医療の占める重要性についてお話いただきました。摂食嚥下学会で毎年発表するなど、病院内で精力的に治療してきたデータを示しながらの内容ある講演でした。脳梗塞でリハビリ中の患者さんが義歯を入れるだけで運動機能が上がることを理学療法士と一緒にとったビデオをまじえお話を聞きました。会場内で、口が開きにくかったり、首が回りにくい人をモデルに首や口腔周囲の筋肉のマッサージですぐに改善されることを実技で見せてもらい、各分野から出席した方々が満足して、翌日からの診療や介護に役立てることができる内容でした。