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20120810急な患者さん

2012年08月10日(金曜日)

診療が終わり、習い事に出かける寸前にいつも診察させてもらっている患者さんが駆け込んできました。「孫がこけて顔を打ち、歯から血が出ています」とのこと。すぐにつれてきてもらいました。東京在住の活発な孫さんで、転んで思いきり顔を打ったようでした。前歯の2本の切端(歯の一番先)が少し欠けて、そのうちの1本はほんの少し内側にずれ、ごくわずか奥に(骨の中)に埋まるようになっていました。止血のほか必要な処置をしてお帰りいただきました。

お子さんの動きは不安定なのに、動き回ろうとするので、よく顔を打ちます。そのときに、歯が骨の中に埋まりこんだり、「スポン」と抜け落ちたり、大きく欠けたりします。このようなときにはできるだけ早く歯科を受診してください。特に、歯が欠けたり抜けたりしたときはその歯を大事に(牛乳パックに入れるか、ない場合にはお母さんの口の中に入れてー飲み込まないように・・・要するに乾燥しないようにー)できるだけ早く歯科医院にお越しください。休日などは大学病院や歯科のある大きな病院で急患を受け付けてくれると思います。和歌山市の場合、保健所で「休日急患センター」があり、日曜、祝日に診察してもらえます。

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2012年08月22日 10:52に投稿されたエントリーのページです。

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