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20111104ライオン歯材株式会社の機関紙

2011年11月04日 ライオン歯材株式会社の機関紙が発刊されました。

歯科医院向けに出されている雑誌で、予防歯科に関しての記事が多い紙面です。予防歯科に熱心に取り組んでいる歯科医院を毎号連載していますが、今号に当院の歯科衛生士と私についてのインタビュー記事が掲載されました。

10月上旬に取材にこられ、歯科衛生士と私が質問にお答えしたことを記者の方がまとめてくれたものです。私たちが断片的に話したことを、うまくまとめてくれたと感心しています。予防歯科というのは患者さんに理解されにくく(歯が痛くなってから治療に行くという日本の現状からどうしても予防は理解されにくいのです)、記者の方が全国を回り、予防歯科と取り組んで苦労している歯科医院を取材して回っておられます。

今回取材申し込みがあったときに、私は「予防歯科とは各論で考えることではなく、総論で考える問題である」ということを若い先生に理解してもらいたく、取材をお受けしました。

つまり、「理解しにくい患者さんにどう理解してもらうのか?」とか「予防歯科では経営をしずらくなる」あるいは「早く歯を抜き、あるいは削り、治療をしたほうが早く済んでしまう」 といった各論で答えを求めても、なかなか解決には至らないことが多いものです。

『健康とは何か?そのために歯科がどのように貢献できるのか』。『歯が無くなると健康にどのような問題を起こしてくるのか』という大前提を患者さんと歯科医院スタッフとが一体となって解いていかないと「予防歯科」は成り立たないのではないか。と考えています。そのようなことをうまく話して伝えられたかどうか心配ですが、記者の方は文章をうまくまとめてくれました。 ライオン歯材社から「添付してもよい」と許可をいただきましたので、ここに添付いたします。1枚目は表紙。2枚目と3枚目の左右をつなぎ合わせていただくと読めます(1ページと数行が私の部分。そのためこのままでは大変読みにくくなっています。私の力では、パソコン上でつなげませんでした。プリントアウトしてお読みください)。

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各写真は、クリックすると、拡大されます。

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2011年11月10日 23:35に投稿されたエントリーのページです。

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