2011年6月17日(金曜日) オーストラリアからの患者さん・続き
先日(5月)に和歌山出身で、オーストラリアで永住されているフェルト作家の女性について書きました。その方の和歌山在住の妹さんがいらっしゃいました。お姉さんが「診ておいてもらったほうがよいよ!」と言ってくれたとのことでした。ところで「お姉さんがこられるきっかけは?」と聞いたところ、その妹さんはお店をしておられ、お客さんで有田から私たちの診療室へ歯科治療のために通っている人がいるので「どうして和歌山まで治療に?」と聞いたところ「悪い歯を治療して残してくれるから」とお答えになられ、それが記憶に残っていたので、オーストラリアでお姉さんが「4本の歯を抜かないといけない」といったときに思い出して紹介してくれたそうです。「その後お姉さんはなんと言っていますか?」と聞いたところ、「ずいぶん前から(今年のはじめごろ)痛くてかめなかったのですが、抜かなければならないといわれたので、我慢してそのままになっていた」とのことでした。「まだほんの少し痛いですが、食事は普通にできるようになった」と言っています。と話してくれました。
有田から通ってくださっている患者さんとは、25~6年前に私が和歌山に帰ってまもなく来院され、左上6番(第1大臼歯)の歯が悪くなり、どうしても残せなかったので、下顎の8番(親知らず)を左上に歯の移植をした方です。その後その歯がちゃんとつき普通に食事ができています。結婚して有田へ行きましたが、今もきっちりと定期健診を受けてくれています。このように、ご自分の歯が残り、その歯でしっかり食事ができて喜んでいただき、家庭も、社会も明るくなるのが私たちのつとめと考えています。
これからも歯を残すことを心がけ、しっかり食事ができて、高齢になっても身の回りのことがご自分でできる人を増やしたく思っています。