2011年8月6日(土曜日) ぶんだら祭り
毎年恒例の「ぶんだら祭り」が今年も開催されました。
和歌山城を中心にみんな元気に踊っていました。祭りには’神事’の一面と、娯楽が無かった時代の庶民の楽しみ、それに今回東北の災害の際にどなたかが指摘していましたが「災害時の地域集団の行動訓練の一面がある」とのことで、日本の伝統行事とは本当によく考えられ、練り上げられたもので、娯楽の方法が変わっても、忘れてはいけない大切なことだと思いました。「温故知新」新しいことを探し見つけ活用していくことも大切ですが、伝統的なものは大切に温存していく姿勢が本当に必要だと思いました。
今回踊り手のみんなが汗を流して手を上げ、足を上げ、はねている姿を見てこちらまで楽しくなってきました。夕方日が沈む直前の少しの時間だけでしたが、こちらまで楽しくなってきました。それで思い出したのですが、昔、和歌山市内に市電(路面電車)が走っていたころ、花電車が走り、天満宮から砂の丸まで「和歌祭り」の行列が延々続き、弁当を広げて沿道に座り込み、眺めるのが楽しみでした。
神輿をはじめ、鎧兜、毛やり、その他いろいろなしつらえがあったのですが、それらを使いこなす技術とともにぜひ保存していってもらいたいと思いました。地域の活性化には大変役立つと思います。
目立つバルーンの数が増えたように思いました。
おっさん連中もがんばって踊っていました。「後のビールが美味かった?」
銀行のギャル神輿は華やかで沿道の注目を集めていました。
花王の連ではシャボン玉を出しながら踊っていました。
各写真をクリックすると、拡大されます。