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20110414学校歯科検診

2011年4月14日(木曜日) 中学校歯科検診

本日は2週間に1度の木曜休診日でしたが、中学校へ歯科検診に行ってきました。以前に比べて口腔内の状態はとてもよくなったように思います。しかし、ブラッシングが未熟で、う蝕(虫歯)を作っている生徒もいます。本年は2年生を見せてもらいましたが、1年生のときに和歌山衛生士専門学校の講師の先生に来てもらい、ブラッシングを学んだはずなのですが、やはり1度ではなかなかマスターできません。何とか方法を考えたいと思っています。

一生自分の歯で食事をすることはとても大切です。これは高齢になったとき、いろいろな人生の欲をなくしていく中で、最後に残る欲が「食欲」です。人生最後の楽しみのときにおいしいものが食べられない人生は惨めだと思います。もうひとつ、ご高齢の方を見ていると、ご自分の歯でしっかり硬いものを食べている人は自分の身の回りのことをできる方が多く、また、痴呆症も少ないように思われます(すべてではありません)。あるいは、寝たきりの方の口の筋肉をマッサージし、トレーニングをしてきっちりとした入れ歯でお食事をしてもらうと、起きてくる人がいます。つまり、自分で食事をできなくなったときに寝付いてしまう人が多いということです。また、体のあちこちに問題を起こしてきます。これらのことを考えると、中学生で歯を守り、そのときにきっちりと磨くことまた定期健診を受ける習慣をつけることが将来の日本の高齢者問題の解決にとても大切だと思われます。そのために休日も検診に行き何とかよい歯を守りたいと思っています。

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2011年04月14日 16:22に投稿されたエントリーのページです。

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