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20110415誤嚥性肺炎 新聞記事

2011年4月15日(金曜日) 震災と病 新聞記事

震災と病という欄の記事の中に、誤燕性肺炎に関する記事がありました。震災ばかりでなく、一般的にも参考になる記事なのでお読みください。特に「避難所では食事が少なくなり、インスタント食品などが多くなると咀嚼回数が減るために唾液の流出が少なくなるために口腔環境が悪くなる」というところは、日ごろの食事に関しても言えることなので、できるだけ硬いものを口に入れ、一度口に入れると30回以上かむようにすると唾液が出やすくなります。また、梅干やかんきつ類など、想像しただけで唾液が出るようなものもあります。このような食材をできるだけ口に入れるようにするとよいと思います。さらに、梅干の種などはそのまま口に入れお口の中で転がしているだけで唾液が出てきます。これは、本田式口臭治療をされている本田俊一先生のお話で、米軍のマニュアルでは砂漠の戦場で兵隊が本体からはぐれた時「小石を2つ見つけて口の中に入れる」というのがあるそうです。「そうすれば唾液が出て2日ほどは口の渇きが少なくなるので、その間に本体に合流できるように努力せよ」と書いてあるそうです。緊急時のためにぜひ覚えておいてください。また、この記事には口の周りや舌の筋肉のトレーニングに関しても書いてあります。非常時でなくとも高齢の方々はぜひ実践されるとよいと思います。

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2011年04月20日 08:40に投稿されたエントリーのページです。

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