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20110412新聞記事ー2 ベアンテ・ボーマン

2011年4月12日(火曜日) 日本経済新聞に次のような記事がありました。

東京交響楽団の主席チェロ奏者を長くなさっていたスウェーデン人のボーマン氏の記事です。ボーマン氏は最初宣教師として日本にこられたとのことで、交響楽団の定年まじかの時には何か壁を感じられたが、退団直後に震災に会われ、スウェーデン本国からは「東南アジアの近隣のどこかまでの航空券を用意するので出国の意思があるか」という問いかけがあったが、ご本人は全然その気がなく、日本にとどまり、ご自身の使命を果たそうとなさっておられるとのこと。そして震災後「新しい人生の始まりだと心を切り替えて、学生時代に戻ったつもりでバッハの大曲、無伴奏チェロ組曲の練習を始めた」とのこと。機会があれば東北などの教会でチャリティーコンサートをする機会があれば哀悼の意をこめて演奏したいと述べておられる。「人生では避けられない困難や悲劇に直面することがある。しかも人間は自分の力だけで心の平安を作り出すことはできない。『私は、あなた方に私の平安を与えます』という聖書の言葉をかみ締めているとのこと。また、山岳写真家としても活躍され「山小屋までヘリコプターでチェロを運んで山で演奏したこともある」という活躍ぶり。東京交響楽団はすばらしい主席チェロ奏者を抱えておられたのだと感心しました。

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2011年04月13日 07:12に投稿されたエントリーのページです。

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