歯科へ行きたくない・・・なぜ? 歯科医院はあまり行きたくないところという思いがあります。 なぜでしょうか? 歯が痛くなっていくと、痛い思いや不愉快な思いをするところだからです。 歯科医療と治療の違い これは、歯科医療=歯科治療という考えから、歯科医院は 「歯が痛くなってから治療をするところ」 という考えがあるために、治療に通うことからおこることです。 歯科医療=歯科治療 本来の歯科医療歯科医療とは、本来、1)予防、2)悪くなったら治療、3) 治療後の観察、そして4)メインテナンスという流れになります。 理想的な歯科医療 この考えから、歯が悪くならなければ、予防と口腔状態の観察、そしてメインテナンスをすれば十分なのです。つまり、 いやな治療「ゼロ」の医療になります。痛い思いもなく、治療費も安く、 とっても気持ちいい状態でおいしく食事をし、歯が長持ちします。
1986年11月にこられた状態で、大臼歯部を支える骨が歯周病(歯槽膿漏)でずいぶんダメージを受けています。 患者さんはその後まじめに歯ブラシをし(セルフケア)定期的に歯科医院のチェックを受け(プロフェッショナルケア) 2005年3月のレントゲン像です。ほとんどもたないと思った歯も1本も抜くことなく、現在ご自分の歯で快適に食事をしています。
義歯(入れ歯)で食事をしたいと思う人は少ないはずです。今ある自分の歯を絶対になくさない心構え、これが 「嫌義歯権」です。この権利を守るためには、自分の責任も伴います。 きっちりとした手入れをして、プロフェッショナル(歯科医師、歯科衛生士)のチェックを受けることにより守られます。