1;「一生自分の歯で食事ができる」方々を増やしたい: 目標(ビジョン)
一生自分の歯で食事をしてもらうために、「歯を削らない、抜かない」
治療に心がけています。そのためには、う蝕歯(虫歯)を作らないことが第一で、衛生士はとても努力して自分の知識や技術を上げ、
自然に予防に力が入ってきました。
自分で行う口腔清掃を「セルフケア」と言います。
毎日行う口腔清掃はとても効果があり、一生自分の歯で食事をするためには絶対に必要です。しかし、これだけでは歯の表面につく細菌の薄い膜
(バイオフィルムと言います)を取り除くことはできません。これを取るために、歯科医師、歯科衛生士が行う口腔管理を
「プロフェッショナルケア」と言います。この両方がきっちりできて、初めて口腔の管理ができます。このために、患者さんご自身が
「自分の健康は自分で守る」という強い意志を持つことが必要で、その点でも衛生士が患者さんのモチベーション(動機、意欲)
を上げることをとても熱心に行っています。